2019 J1第10節 浦和@埼スタ
たった一回の勝利でこれほど報われるものか…。たとえ相手のミスで転がり込んだ勝ち点3でも関係ない。ましてや現地観戦なんて勝てばよかろうなのだ。
今回も友人の車に都内で拾ってもらい、9時すぎに悠々と埼スタ到着。スタジアムから徒歩5分の予約制駐車場を事前に取ってくれており、埼玉高速鉄道(なにがどう高速なのか…)の狂ったように高い運賃も、浦和美園駅へ帰る牛歩の列とも無縁。個人的に首都圏近郊で埼スタほど億劫になるところもそうないので、これほど快適に来られるなんて感動を通り越して若干ショッキングでした。5万人以上入った試合にもかかわらず空いていたので、あまり知られていないのかも。
例によってアウェイサポーターは再入場不可。
”好青年”など皆無の磐田サポに対してもそこにブレはないようです。
柵の外側には数々の屋台で賑わう「レッズワンダーランド(本当にそういう名称らしい)」が広がっているのに、ちょっとした軟禁状態におかれた我々はビール一杯買うにも唯一の売店に長蛇の列をつくるはめに。海外のスタジアムが軒並みキャッシュレス化されているらしいけれど、導入されることで回転率が上がりスムーズに買い物が出来るならばそう悪いものでもないなと思います。というか、出店増やしてくれたらそれで解決だよ。ビールくらいサクッと買わせろ。
「ここ最近の試合に比べれば随分と希望が持てる内容だ…このまま引き分けでも良しとしよう…」と思っていた終了直前になぜか浦和の青木からロドリゲスに絶妙なスルーパスが入り決勝点。もちろん狂喜するも、我にかえると目の前の現実に理解が追いつかず電光掲示板を五度見くらいしました。リードしている状況に慣れが無さすぎる。
湘南戦は「勝ちに不思議の勝ちあり」を地で行く内容だったけれど、久しぶりに前半10分で失点しなかったという点を最大限評価し今節はうちのゲームだったと言って良いでしょう。
得点シーンは連動したプレスでミスを誘発できたうえに、個人技頼みながら決定機もいくつか作り出すことができました。相手が西川君でなければ夢の複数得点(悲しいなあ)も有り得たわけで、名波さんのメンタルケアという面においても大きな一勝でした。一方で青木さんのメンタルが心配ですが。
結果的に10戦終わって2勝5敗3分、勝ち点9の得失点差-2。まだまだ降格候補には変わりないものの、それなりに見れる数字にまでたどり着けた感があります。とはいえ有効な得点パターンはあいかわらず見えてこないので、事故でもなんでもいいから一点とってウノゼロ勝負で勝ち点積んでいくしかないのかなと思います。とにかく勝てばいいんすよ勝てば。