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DUO BASIC UNIT 5 文構造解説(49,51,57)

 DUO BASICについて、学習の備忘録も兼ねて、多少複雑と思われる文について解説をしています。まだまだ初学者のため、正確性に問題があるかもしれません。その場合、忌憚のない意見をいただけると幸いです。
 DUO BASICの書籍を持っていること前提なので、その中の多少複雑と思われる文の文構造・解釈に絞って解説しています。非常に良い本なので、是非とも購入してみてください。

また、特に断りなく文法用語を用います。基礎的な文法用語については下記をご活用ください(オススメとしては下記ですが、特に下記でなくても同レベルの基礎的な文法を解説しているテキストなら問題ないです)。


49: I went to Shibuya with my father for the first time in a while.
I asked him to buy me a pair of new glasses as a Christmas present.

DUO BASIC

 第一文、文を修飾する副詞句が多いですね。それぞれwith my father, for the first time, in a whileです。in a whileはa period of time, especially short oneという意味で日本語では「ある一定の期間で、特に短い期間」の意。
 第二文、ask A to VはAに「AにVしてもらうように頼む」。to 不定詞の動作の主体はhimですね。buy me a pair of new glasses「私は彼に新しいメガネを買う」の意。buyの後に目的語が二つ続いており、VO1O2の形。
a pair of glassesのa pair ofは「一対の」を表す表現です。二つで一つと考えるものに使います。感覚的に理解するためにいくつか例を示します。
・a pair of boots「ブーツ」
・a pair of earrings「イヤリング」
・a pair of gloves「手袋」
・a pair of shoes「靴」
・a pair of socks「靴下」
またpairという名詞自体が単数形の可算名詞のため、冠詞のaを必要とします。「3つの靴下」と言いたいのであればpairを複数形にしてthree pairs of socksと表現できます。また、glassesは常に複数形で用います。buy me new glassesでも意味は通ります。なぜメガネをglassesと考えるのかですが、これは「フレーム状に切られたガラスやプラスチックの2片」という考え方を英語ではするからです。ただ、あくまで言語の持つ感覚的なものなので、ある程度はそういうものと考える割り切りは大切だと思います。
as a Christmas presentは文全体を修飾する副詞句。

51: These pants fit me fine, but this jacket is a little tight in the neck and shoulders.

DUO BASIC

 butの前の文SVOの文型でfineは副詞として用いられています。but以下が強調したい内容でSVCの文型。全体としてSVO, but SVCの形でbutによって文と文がつなげられています。inはどの箇所が「a little tight」なのかを説明していると考えられ、この分の場合は「首と肩が少しきつい」と考えられます。

57: He cut the thick clear board into six pieces and put them together.

DUO BASIC

 SVOの文です。目的語the thick clear boardについて、どちらもboardを修飾する形容詞と考えることができます。cut A into Bで「AをBに切断する」の意。andと次のputを見て、動詞cutとputの主語はどちらもHeである点は確認しておきましょう。themが表すのはsix piecesと考えるのが「分厚く透明な板」を「6つの片」に切断したという文脈から判断して適当です。

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