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DUO BASIC UNIT 4 文構造解説(44)
DUO BASICについて、学習の備忘録も兼ねて、多少複雑と思われる文について解説をしています。まだまだ初学者のため、正確性に問題があるかもしれません。その場合、忌憚のない意見をいただけると幸いです。
DUO BASICの書籍を持っていること前提なので、その中の多少複雑と思われる文の文構造・解釈に絞って解説しています。非常に良い本なので、是非とも購入してみてください。
また、特に断りなく文法用語を用います。基礎的な文法用語については下記をご活用ください(オススメとしては下記ですが、特に下記でなくても同レベルの基礎的な文法を解説しているテキストなら問題ないです)。
44: “I’m satisfied with all the dishes but disappointed with the service,” a customer wrote on social media.
引用符(“)の中の文から説明します。
I’m
satisfied with all the dishes
but
disappointed with the service
A but Bによる対比はBに重点がある
という構造になっており、対比の接続詞butによってsatisfiedとdisappointedがつなげられています。この場合but以下の内容が強調されます。つまりは
「すべての料理に満足している」<「サービスに不満だ」
ということです。強調したい部分は「サービスに不満だ」であることを捉えましょう。
直接話法
a customer wroteの後に目的語がないように感じられましたか。on social mediaはM2の句なので、目的語ではありません。ここでは直接話法が用いられておりwroteの目的語は引用符の中の文全体です。ですから、
I wrote, “I’m satisfied with…service” on social media.
の引用符の文の要素が前に出た形が上記の文です。このように、文の中で強調したい要素を独立させるという書き方があることを記憶しておきましょう。