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DUO BASIC UNIT 9 文構造解説(100,103,104)

 DUO BASICについて、学習の備忘録も兼ねて、多少複雑と思われる文について解説をしています。まだまだ初学者のため、正確性に問題があるかもしれません。その場合、忌憚のない意見をいただけると幸いです。
 DUO BASICの書籍を持っていること前提なので、その中の多少複雑と思われる文の文構造・解釈に絞って解説しています。非常に良い本なので、是非とも購入してみてください。

また、特に断りなく文法用語を用います。基礎的な文法用語については下記をご活用ください(オススメとしては下記ですが、特に下記でなくても同レベルの基礎的な文法を解説しているテキストなら問題ないです)。


100: Spanish is the second most spoken language in North America after English.

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 the + 序数詞(n番目)+最上級の形容詞+Aの形で「n番目に…なA」という意味になります。
例を挙げましょう。
He is the third tallest student in the class.
彼はクラスで3番目に背の高い生徒だ。
She is the fifth most popular artist in this country.
彼女はこの国で5番目に人気のあるアーティストだ。
 afterは「後に」と訳しても間違いではないですが、afterのニュアンスに「時間・順序が後」というものがあります。after Englishは「英語の次に」と訳すのがこの文では自然でしょう。例を挙げます。
Tom is listed after me.
トムは私の次にリストに載っている。
The third step comes after the second one.
第三ステップは第二ステップの次にきます。

103: I have a friend whose cousin plays for a professional football team in Spain.

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 whoseは所有格の関係詞、a friendを修飾する形容詞節です。whose以下を
His cousin plays for a professional football team in Spain
彼のいとこはスペインのプロフットボールチームでプレーしている。
と考えるとわかりやすいと思います。
訳に関して少し補足します。
「私は彼のいとこがスペインのプロフットボールチームでプレーしている友人がいる」
と訳してもいいのですが、
「私には友人がいて、彼のいとこはスペインのプロフットボールチームでプレーしている」
と訳し下す方が、英語の考え方に近いです。日本語訳を書く問題では前者が無難ですが、文章を読むときの意識は後者のような読み下しの方が早く、英語の考え方に近く読めるでしょう。

104: It’s been a year since I started living on my own, and I’m used to that now.

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 It’s been+期間を表す語句+since…という表現は重要。この文だと「一人暮らしを始めて一年になる」です。例をいくつか挙げます。
It’s been a long time since we met last.
私たちが最後に会ってから長い時間が経ちました。
上記の文は決まり文句で「お久しぶりです」と訳すのが自然でしょう。「3年ぶりです」なら、
It’s been three years since we met last.
となります。
もう一つだけ例を挙げましょう。
It’s been six years since I started studying English.
英語の勉強を始めて6年になります。
 since以下は時を表す副詞節でIt’s been a yearを修飾しています。thatが指示する内容はliving on my ownです。

 the + 序数詞(n番目)+最上級の形容詞+Aの表現の解説は下記を参考にしています。高校生向けの総合英語の本ですが、内容的には実用英語を意識しており大学生・社会人にも有用な文法解説書だと思っています。

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