DUO BASIC UNIT 14(Part 1) 文構造解説(159,160,161)
DUO BASICについて、学習の備忘録も兼ねて、多少複雑と思われる文について解説をしています。まだまだ初学者のため、正確性に問題があるかもしれません。その場合、忌憚のない意見をいただけると幸いです。
DUO BASICの書籍を持っていること前提なので、その中の多少複雑と思われる文の文構造・解釈に絞って解説しています。非常に良い本なので、是非とも購入してみてください。
また、特に断りなく文法用語を用います。基礎的な文法用語については下記をご活用ください(オススメとしては下記ですが、特に下記でなくても同レベルの基礎的な文法を解説しているテキストなら問題ないです)。
I've doneとfoundを見てそれぞれが現在完了と過去形の動詞と解釈するのは誤りです。ここは、
I've done some research and (I've) found out …
とI'veを補い、I've foundと現在完了で考えます。
that節は名詞節です。主語は仮主語のitでここでは後に続くto不定詞が真主語です。
[to fill the public swimming pool with water] costs about 400,000 yen
と考えると文意を把握しやすくなると思います。
fill A with Bは「AをBで(満杯になるまで)満たす」の意で用いられる表現です。例を示します。
彼女の瞳は涙で溢れていた。
butの前まではSVCの文。some of themのthemはSchool rulesを指示します。some of AのAが単数なら単数動詞、複数なら複数動詞で受けます。例文は複数動詞を受けているので続く動詞がareとなっています。単数の場合の例を挙げます。
この文では、Aに当たる要素がthe essayと単数の名詞のため、単数同士wasで受けています。should be removedの部分も
(some of them(=School rules)) should be removed
と主語を補って考えると文意の把握に役立つと思います。
Vはtoldで全体としてSVO+to不定詞の形です。get into Aは、
の意で、get into groups of fiveは「五人のグループに加わる/分かれる」です。
to get into groups of five and (to) discuss the main topic
のようにtoを補ってand以降もto不定詞であること押さえましょう。主語が単数でdiscussは原形のため今回は起こり得ませんが、The teacherを主語であるといった解釈をしないためにも、このtoの省略を意識することは重要です。
some of themの表現は下記を参考・引用させてもらっています。