DUO BASIC UNIT 1 文構造解説(9,11)
DUO BASICについて、学習の備忘録も兼ねて、多少複雑と思われる文について解説をしています。まだまだ初学者のため、正確性に問題があるかもしれません。その場合、忌憚のない意見をいただけると幸いです。
DUO BASICの書籍を持っていること前提なので、その中の多少複雑と思われる文の文構造・解釈に絞って解説しています。非常に良い本なので、是非とも購入してみてください。
また、特に断りなく文法用語を用います。基礎的な文法用語については下記をご活用ください(オススメとしては下記ですが、特に下記でなくても同レベルの基礎的な文法を解説しているテキストなら問題ないです)。
解説で用いる記号については下記のとおりです。
M2の修飾する範囲
この文のVはhangとmarkedでandによってこの二つをつないでいます。on the wallとabove my deskM2はhungを修飾します。
with red double circlesはmarkedをM2として修飾しています。M2の修飾範囲はandの前後で区切られていることを意識しましよう。
be going to 動詞または名詞
第二文のみ解説します。be going toの形に注目、後に名詞が続くか、動詞が続くかによって解釈が分かれます。 名詞が続くなら動詞のgoであると判断でき、動詞が続く場合は未来を表す表現のbe going to Vとして解釈できます。ここではthe libraryという名詞句が続いているので、前者ですね。
目的を表すto不定詞
toから文の最後までは副詞句。ここでは目的を表すto不定詞と用いられています。to return以下はVを修飾します。
目的格の関係代名詞とその省略
the books I borrowedの部分、borrowの後にOがありません。last weekは時を表す副詞句なので目的語ではありません。ここでは目的語の役割の関係代名詞が省略されています。
the books which(that) I borrowed
のwhich(that)が省略されているのです。which(that) I borrowedはM1として、the booksを修飾しています。元の文を考えてみると、
I borrowed the books last week
となります。上記のthe booksがwhich(that)としてthe booksの前に移動し、省略されているのが例文の形です。