DUO BASIC UNIT 1 文構造解説(構造が複雑な文のみ)
DUO BASICについて、学習の備忘録も兼ねて、多少複雑と思われる文について解説をしています。まだまだ初学者のため、正確性に問題があるかもしれません。その場合、忌憚のない意見をいただけると幸いです。
DUO BASICの書籍を持っていること前提なので、その中の多少複雑と思われる文の文構造・解釈に絞って解説しています。非常に良い本なので、是非とも購入してみてください。
また、特に断りなく文法用語を用います。基礎的な文法用語については下記をご活用ください(オススメとしては下記ですが、特に下記でなくても同レベルの基礎的な文法を解説しているテキストなら問題ないです)。
9: I hung a new calendar on the wall above my desk and marked February 2nd with red double circles.
この文の動詞はhangとmarkedですね。等位接続詞andによってこの二つをつないでいます。on the wallとabove my deskという副詞句2つが目的語の後に続いているので文の構造を把握しづらいところですね。
with red double circlesはmarked以下を修飾しています。副詞句が修飾する範囲はandの前後で区切られていることを意識しましよう。
この文ではwith以下が修飾する内容は明確ですが、複雑な文では副詞句がどの範囲を修飾しているかは重要です。
最後に簡単に文構造を示します。
I
hung a new calendar …
and
marked February 2nd …
11: "Where are you going?" "I’m going to the library to return the books I borrowed last week."
第一文は構造的に複雑なところがないので、第二文のみ。
be going toの形に注目、後に名詞が続くか、動詞が続くかによって解釈が分かれます。 名詞が続くなら動詞のgoであると判断でき、動詞が続く場合は未来を表す表現のbe going to Vとして解釈できます。ここではthe libraryという名詞句が続いているので、前者ですね。
toから文の最後までは副詞句。ここでは目的を表すto不定詞として使われています。
the books I borrowedの部分、borrowの後に目的語がありません。last weekは時を表す副詞句なので目的語にはなりえませんね。ここでは関係代名詞が省略されています。
the books which(that) I borrowed
のwhich(that)が省略されているのです。
最後に簡単に文構造を示します。
(()は形容詞句・節、<>は副詞句・節の意味で用いています)。
I’m going to the library
<to return
the books
(I borrowed last week)>
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