DUO BASIC UNIT 15(Part2) 文構造解説(175,177,178,180)
DUO BASICについて、学習の備忘録も兼ねて、多少複雑と思われる文について解説をしています。まだまだ初学者のため、正確性に問題があるかもしれません。その場合、忌憚のない意見をいただけると幸いです。
DUO BASICの書籍を持っていること前提なので、その中の多少複雑と思われる文の文構造・解釈に絞って解説しています。非常に良い本なので、是非とも購入してみてください。
また、特に断りなく文法用語を用います。基礎的な文法用語については下記をご活用ください(オススメとしては下記ですが、特に下記でなくても同レベルの基礎的な文法を解説しているテキストなら問題ないです)。
Don'tで始まる文は命令文。
第二文はthere V Sの構文で主語はmillions of childrenと捉えられます。childrenを修飾する語句に注目しましょう。前置詞句around the worldはchildrenを修飾、suffering from hungerの修飾語句をthe worldとするのは誤り。ここでは前置詞句を挟んでchildrenを修飾します。形の上からはthe worldを修飾するとも、childrenを修飾するとも解釈できるため、そういった場合は意味のアプローチが必要であることを記憶に留めておきましょう。
The point is(SV)we depend(SV)となっていることに違和感を持てる感覚は大事です。下記のようにweの前にthatが省略されています。
The point is that we depend on foreign countries for oil.
このthatは補語を導くthatです。よって主節の文はSVCの文であることがわかります。このような補語を導くthatや同格のthatは関係代名詞のthatと違って、文の要素の代わり(代名詞)ではないので、後に続く文は要素の欠落がない完全な文です。同格のthatの例を挙げます。
The fact (that) she told a lie made him angry.
彼女が嘘をついていたということを知って彼は怒った。
The situation is getting worseはSVCの文で、動詞は進行形です。ここでis getting worseは「さらに悪くなりつつある」という推移を表す意味で使われています。soは理由を表す接続詞。beforeが導くのは副詞節で、so以降の文にかかります。itはthe situationを指示しています。
Ifが導く副詞節が長く、若干主節の文を捉えづらい文です。また、thinkの後にはthatが省略されています。全体を図解します。
<If you think (that) [something's wrong with the world today]>,
you're not alone.
主節の文はSVCでyou're not aloneであることを捉えましょう。