Google Workspace でスモールDX
はじめに
当社は、Google スプレッドシートを中心とした Google Workspace のサービスを活用した業務効率化ツールの開発や導入の支援をしています。
特に中小企業様、個人事業主様のスモール DX のお手伝いをしています。
この記事では、なぜ Google Workspace によるスモール DX を勧めているかをご紹介します。
Google サービス間の連携
Google Workspace では、プライベートでも馴染みのある Gmail、Google カレンダーや、Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドなどの Microsoft Office 相当のサービス、Google Chat や Meet のコミュニケーションサービスなど、非常に多くのサービスが展開されています。
さらに、これらを一つのアカウントで連携して使うことができるというのが大きな特徴です。
ドキュメント作成は Office、ビデオ会議は Zoom、コミュニケーションは Chatwork といったようにバラバラの会社のサービスを使うのではなく、全てを Google のサービスで統一することにより、大きなメリットがあります。
Google Apps Script(GAS)の存在
Google Workspace には、各サービスの処理を自動化するためのプログラミング言語として、Google Apps Script(GAS)が用意されています。
GAS を使うことで、スプレッドシートの自動処理、Gmail の送信、カレンダーへの予定追加など、非常に多くの Google サービスを使用することができます。
さらに、外部の Web サービスへ API アクセスができたり、トリガー実行という機能により、ブラウザでファイルを開いていなくても、クラウド上で自動で処理されるようにしたりすることができます。
もちろん、なんでもかんでもできるわけではありませんが、非常に多くのことができるのが魅力です。
スモールDX
Google の各種サービスの連携機能を使うことで、手作業の効率化を図りつつ、GAS を利用した自動化による業務効率化も実現することができます。
DX のために自動化用のシステムを導入するというと、大掛かりな IT 投資が必要に思えてしまいますが、小さなことを少しずつ自動化していくというスモール DX を推進していくには、Google Workspace と GAS の導入が非常に効果的です。
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