人間作業モデルの概論
こんばんは、kazuです。
今回はごく簡単に、僕が大好きな考え方の一つである「人間作業モデル」について考えていきたいと思います。人間作業モデルは作業療法実践の中でOccupation-Based-Practice(作業に根ざした実践)として最も広く使われてると言われています。あくまで概論なので、各論的なことは今後の自分の頑張りに期待してください…!
ではどうぞ!
人間作業モデルの4つの要素
人間作業モデルを構成する要素には
⑴意志 ⑵習慣化 ⑶遂行能力 ⑷環境
があります。
それぞれ簡単に見ていきましょう。
⑴意志
「作業に対する動機づけ」を指します。
本人の興味、価値、個人的原因帰属がこれらに当てはまります。
※個人的原因帰属は「能力の自己認識」という意味です。
⑵習慣化
「ある作業が習慣になるプロセス」を指します。
役割、習慣が当てはまります。
⑶遂行能力
「作業を行うのに必要な能力」を指します。
客観的構成要素
主観的構成要素 が当てはまります。
※所謂、「身体機能評価」です。ROM、MMT、STEF、HDS-Rなどの客観的評価はここに入ります。
⑷環境
「作業を行う際の文脈」を指します。
物理的、社会的、文化的など様々な状況が含まれます。
⇒これらが上手くいくことで作業適応状態を作り出します。
(作業適応⇒作業同一性、作業有能性の観点で見ていきます。)
簡単に人間作業モデルの要素について説明しました。
今後は各論についても触れていきたいと思います!
その中で人間作業モデルに出会うまでの苦悩なんかも絡めてお話しできればと思います…!
では、今回も最後までお読みいただきありがとうございました!