足裏を刺激しよう!
「足ツボマッサージ」という言葉は、市民権を得ました。また、足裏のマッサージアイテムはたくさん存在しており、足裏の重要性が伺えます。
そこで「足裏を刺激しよう!」とお伝えしたいです。
理由は2つあります。
1つ目は、姿勢に影響するためです。
足底には、固有感覚受容器が多く点在します。固有感覚受容器とは、センサーのようなものです。特に母指球(親指下)や小指球(小指下)、踵にあると言われています。
この固有感覚受容器が働くことで、平衡感覚を保ったり、足裏バランスを取れたりします。身体の重心が変化した際、足裏から脳へフィードバックが行われ、バランスを保ちます。この機能により、特に立位時に姿勢を保てます。姿勢を保つことは、腰痛や肩こりの改善につながるだけでなく、内臓の位置関係も正します。
2つ目は、足底を使う機会が少なくなっているためです。
座り仕事や車、電車移動が多くなると足底に刺激が入る機会が極端に減ります。上記のような受容器が刺激されず、姿勢不良に繋がります。
ここで実験です。指先でグー、チョキ、パーやってみてください。
攣りそうになる、うまくできない人は、この感覚が落ちている可能性が高いです。
落ちているなと感じた方は、まず刺激を与える機会を設けるのが良いのでマッサージからスタートしてみましょう。
ゴルフボールや硬式のテニスボールなどを踏むだけでもオッケーです。踏んで足底に刺激を与えると、グー、チョキ、パーがやりやすくなり、立位時に地に足がついている感覚を得れるはずです。
ウォーキングやトレーニング前などにも有効ですので、足裏を刺激していきましょう!