
お陰様で創刊・創業10周年
今年で小誌『窮理』を創刊して10年の節目となりました。読者および著者関係者の皆様には心より感謝申し上げます。小誌起ち上げとともに窮理舎も創業しましたので創業10周年でもあります。
思えば、「科学随想の歴史を伝承し、文理の壁を取り払う」をスローガンに小誌を起ち上げたのは2015年。あっという間の10年でしたが、お陰様で2025年1月現在、第26号まで刊行できました。その間、小誌でのご縁をきっかけに何人かの著者の先生方と単行本を刊行することにもなり、寺田寅彦シリーズはまさにその結晶です。今後も何をすべきか、何をなし得るかを模索し続けながら、愚直に精進してまいる所存です。
さて、創刊以降、掲載記事の補足や関連情報の案内を『窮理』備忘録として続けてまいりましたが、10周年を機にnoteで展開していきたいと思います。
つきましては、これまで書き溜めてきた備忘録を部分改訂しながらこちらに移していく予定です。小誌ともども引き続きご愛読をよろしくお願い申し上げます。
『窮理』編集・発行人 伊崎修通