coffeeを休んだ日
好きな人がいる
ひとりで切り盛りしている小さな店の店主
彼女の淹れるコーヒーに惹かれ
彼女のつく料理は体になじんだ
年の差もあり、接点も少ない。
いわば片思い
出会ったときはあまり感情は動かなかったが
店で合ったときのど無邪気な笑顔が好きになった
客には平等の笑顔のはずだけどど
昔から知っているようなどこか懐かしい笑顔
今までにない感情だった 好き に含まれるであろう感情
今までつきあってきた女性には感じなかった不思議な 好き
はじめの頃に見た彼女と今の彼女は少し違う
無邪気な笑顔は今はなくて、素敵な女性になった
だから好きも少し変わった
今は本当に彼女が好きか不確か
守りたいとは思うけど
無邪気な彼女が本当の彼女なら 特別な人
今の彼女が本当の彼女なら 俺はただの客
だから、今日はコーヒーを休む