見出し画像

「ミニチュア 光の仏像展」 展示作品紹介:大日如来

京都・祇園で11月20日~4日間限定の「ミニチュア 光の仏像展」で展示する作品を紹介します😊

「飾る仏像(至高の仏像フィギュア イSム)」こだわりの造形

【大日如来】モデルは円成寺(奈良県)の国宝

「木造大日如来坐像<運慶作>」

画像1

鎌倉時代の名仏師・運慶が20代の頃に制作したデビュー作として名高い傑作です。


それまでの平安様式から外れ、如来像の威厳とのびのびとした若さが強調されています。


イスムでは肉感に溢れ堂々とした実物の存在感を目指して造型、上体を大きくうしろに反らせ、胸を張り威厳のある様を表現。像の印象を大きく左右する顔の金箔の剥落具合も、一体ずつ丁寧に彩色で仕上げられています。

高さおよそ15センチというサイズながら、運慶仏ならではの迫力の造形表現、威厳と慈愛に満ちた像容を余すところなく再現。

画像2

【宝冠を戴く諸仏の王】
肉感豊かで威厳に満ち溢れた実物の存在感を目指して造型。
密教において真理そのもの、宇宙のはじまりであると説かれる本尊、大日如来。あらゆる諸仏は大日如来から生まれたとされ、そのために「根源仏」と呼ばれます。他の如来と違って宝冠をはじめ様ざまな装飾品を身にまとうのは、仏教における王位、つまり最高の存在であることを示しています。
大日如来の智慧の光明は、昼夜の別や影をつくり出す太陽よりも上であるということから「大日」の名が付けられています。
この像のように左の人差し指を右手で握る印相は智拳印といい、堅固な智慧を象徴しています。

画像3

画像4


「大日如来」が展示されるのは、京都・祇園で紅葉シーズン真っ只中11月20日(金)〜23日(月)に開催される「ミニチュア 光の仏像展」。

普段は触れることも、写真を撮ることもできない日本を代表する国宝や重要文化財の仏像を忠実に複製した30体を超えるミニチュアの複製像を、風情ある京都・祇園の町屋の中で、京和傘を使った照明の柔らかい光のもとに展示。

これまでになかった展示方法。
「飾る仏像(至高の仏像フィギュア イSム)」と
「和傘照明(京都5代の伝統と革新 日吉屋」の融合を
お愉しみいただきます。

観て・触れて・写真が撮りたくなる「入場無料」の展覧会です。

「奇跡の写真が撮れる」この4日間限定のイベントに是非ご支援をお願い致します。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?