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伝え方が9割を要約
本書では、要点をまとめると、伝え方の超基本ルールとその3ステップについて、まとめられている。
自分のお願いを「NO」から「YES」にかえるためには、次の3つのステップある。
① 自分の頭の中をそのまま言葉にしない
② 相手の頭の中を想像する
③ 相手のメリットと一致するお願いをつくる
例)
あなたは好きな人とデートに行きたいと思っているとする。
そのときにどのようにデートのお誘いをすればいいか。
「今度デートしませんか??」
これだと、相手にとって「この人とデートするかしないか」と言う2択になってしまい、相手が自分に対して好意を持っていなければ断られる可能性が非常に高い。
と言うことで、基本ルールの3ステップ。
1.自分の頭の中をそのまま言葉にしない
いきなり自分の頭の中をそのまま言葉にしないておきましょう。
「デートしたい」という気持ちを一旦置いておいて、次のステップ
2.相手の頭の中を想像する
相手がどんなことが好きなのか想像してみましょう。
例えば、好きな子がイタリアンが好きという情報を耳にしたとします。
これだけで、ステップ2は終わり。
最後に
3.相手のメリットと一致するお願いをつくる
「デートしたいという気持ち」×「イタリアンが好き」
という二つの組み合わせを使って、相手のメリットと一致するお願いをつくる。
そうすると、デートを誘う言葉は「驚くほどうまいパスタの店があるのだけど、今度行かない?」これだと、自分はデートに誘えているし、相手はパスタが食べられるという両方のメリットが一つの言葉にまとまる。
以上が、本書の要点である。
自分の都合だけを話すのではなく、相手に魅力を提案することで、自分の都合の良い方向に話を導くことができるというのが、本書の意見である。