Supabaseの組織ベースの課金について プロジェクトから組織へ、新しい課金体系の全貌
Supabaseが新しい「組織ベースの課金」を導入しました。この変更は、ユーザーコミュニティからの要望に応える形で、より直感的な課金方法を提供するものです。この記事では、その主な変更点、料金プラン、特典、そして今後の展望について詳しく解説します。
主な変更点
Supabaseは、プロジェクトベースから組織ベースの課金に移行します。これにより、各組織は一つのサブスクリプションとプラン(無料、プロ、チーム、エンタープライズ)を持つことになります。プロジェクトごとの追加機能は、組織のサブスクリプションに追加されます。
料金プランと特典
新しい課金体系では、組織全体で特典と制限が適用されます。たとえば、Proプランにアップグレードすると、その組織内のすべてのプロジェクトでEメールサポートが受けられます。また、無料プランでは、データベースとストレージの合計で5GBのデータ転送が無料で提供されます。
今後の展望
この変更は、今後の機能追加の土台ともなります。具体的には、環境のブランチング、使用量通知、より洗練されたコスト管理などが計画されています。
FAQ(よくある質問)
2つの無料プロジェクトはどうなるのか?
以前はプロジェクトごとに無料プランがありましたが、新しい体系では「組織」ごとに無料プランが適用されます。つまり、一つの組織内で複数のプロジェクトを持っていても、その全てが一つの無料プランにまとめられます。
支出上限はどう設定されるのか?
支出上限も「組織」レベルで設定されます。これにより、組織内のすべてのプロジェクトで共通の支出上限が適用されるため、予算管理が一元化されます。
料金は変わるのか?
大多数のユーザーにとっては、料金は下がるか、変わらないとされています。なぜなら、新しい体系ではデータ転送量が増え、それが無料で提供されるからです。
あとがき
Supabaseの新しい「組織ベースの課金」は、より柔軟で直感的な課金体系を目指しています。この記事を通じて、その主要な特徴と利点、そして今後の展望について理解を深めていただければ幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?