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週2回note投稿を続けて初めて分かったこと

Xでは【お知らせ】しましたが、9月から続けていた火曜・金曜投稿を、今月から不定期投稿に戻します。


せっかくなので、終了するこのタイミングで、火曜・金曜の定期的な投稿をやってみて気づいたことを綴っておこうと思います。


定期投稿を始めた理由

まず、私が定期的に記事更新を始めようと思ったきっかけに触れます。ズバリ、燃え尽き症候群に陥っていたからです。

note創作大賞が終わった7月末。あの頃、全力を出し切った後だったうえに、子どもの夏休みも重なって、心にある意欲の塊が“トロッ”っと溶けかけていました。

「ちょっと休憩」と座り込んだら最後、立ち上がれなくなってしまいそうな予感。“これはマズいぞ”そう思いました。

そこで、投稿のリズムを作るために、火曜・金曜の週2回は必ず投稿すると決めました。でも、意志の弱い私は「自分で決めただけでは、途中で足を止めてしまうかも」と予想します。

そこで、Xやnote記事の「つぶやき」機能で宣言することにしました。責任感は強いタイプ(自分で言っちゃう)なので、これでもう後には引けません。

定期投稿して感じた変化

まず結論から言えば、火曜・金曜の週2回の投稿を続けてみて「やって大正解だった」と心から思います。その理由は、次の3点です。

・リズムができて、言葉が出やすくなった
・日頃からエッセイの種(ネタ)を探すようになった
・読者に届くようになった

まず、1記事を書くスピードが上がりました(もともと記事を書くスピードがかなり遅いタイプです)。定期投稿前は、エッセイ1記事に4、5時間かかっていました。

私の場合、「頭の中に書きたいことはあるのに、それを伝わりやすい文章にするまでに時間がかかる」ことが大きな悩みでした。

それが、定期更新を続けていくうちに少しずつ改善されたように思います。それでも1記事3時間はかかってしまいます(泣)。

次に、エッセイの種(ネタ)が見つかりやすくなりました。これは、やってみて初めて分かったことです。「次は何書こうかな?」と日々、無意識に考えるうちに、今まで気にならなかったような些細なことが気になるようになってきました。

人によるのかもしれませんが、定期投稿は、お題のあるコンテストに応募する際も向いていると感じます。今回の実感を踏まえて、次回またnote創作大賞の時期がきたら、定期投稿を再開する予定です。

最後に感じた効果。これが一番嬉しかったのですが、読者に届く実感が持てたことです。

投稿の頻度が増えれば、当然アクセス数が増えます。新たな読者が増えるのも、もちろん喜ばしいことなのですが、それに加えて、今まで読んで下さっていた読者の方に届きやすくなったと感じました。これがとても嬉しかったのです。

週2回、それも火曜金曜と決めて、事前に「この日に投稿しますよ」とアナウンスをしました。また、できるだけ決まった時間(朝一番の午前5時~7時)の投稿を心がけます。そうすることで、毎回読んで下さっている読者の方が訪れやすくなったように思います。

結果、朝イチの家事や仕事前の時間に「火曜金曜の朝に投稿しているから」と分かって、見に来て下さる方がいることを実感し、幸せに感じました。

途中1ヶ月のお休みをした理由

火曜金曜の定期投稿を始めて1ヶ月が過ぎた頃、私はnoteお休み宣言をしました。1ヶ月間、note記事を読むのも書くのもお休みをしたのです。

なぜ、この時お休みをしたのかと言えば、

・日々の生活(家事・育児)が回らない
・応募したい公募があった
・息切れを感じた

という理由からでした。

定期的にnote更新はできるようになったものの、時間の使い方が下手で、生活がうまく回っていかない実感があったのです。また、この時期に応募したい公募も全く手をつけておらず、加えて、1ヶ月続けた定期更新に少し息切れを感じ始めた時期でもありました。

そこで、勇気はいりましたが「一旦休もう」と決めました。

このときに心がけたことが2つあります。

・読者の方にお休みを知らせること
・休みの期間を決めること

現在、火曜金曜の朝に足を運んで下さっている読者に「お休み」を知らせること。そして、次のスタートもお知らせすること。

この2点は、今読みに足を運んでくださっている方への感謝の気持ちと、「またご縁があればよろしくお願いします」の気持ちを込めて考えたことでした。

これについては、渋谷祥平さん(セトショウヘイ)さんやパーソナル編集者noteのなかでも『noteの街のお店』に例えてご紹介を頂き、とても嬉しく思っています。

1ヶ月noteを休んで感じた変化

では、1ヶ月noteを休んでどうだったか?

とにかくnoteを書きたくて読みたくて、コメントで交流したくて仕方ない気持ちが溢れ出した

これが当時の気持ちです。正直なところ、1ヶ月休んだら読者は離れてしまうかもしれないし、「前と同じペースでは書けなくなってしまうかもしれない」と不安は大きかったのですが、今振り返れば、“必要なお休みだった”と心から思います。

また、期間が1ヶ月なのも丁度良かったのです。(これは人によって違うかもしれません)

改めてnoteという場、そして交流して下さっている仲間の方や読者の皆さんが、自分にとってどれだけ大きい存在なのかを再認識することができました。

『おかえり』『待っていたよ』の言葉を、私は一生忘れないと思います。

なぜ不定期投稿に戻すのか

さて、ここまで週2の定期投稿を続けて分かったことを書きましたが、「良いことばかりに見えるのに、なぜ不定期に戻すの?」と感じた方もいると思います。なぜ不定期に戻すのかと言えば、

ふと思いついた軽い記事も書きたくなったからです。

私の場合、週2回頻度の投稿は「テーマやエッセイのネタを考えて書きたい」と感じていました。これにはメリットもデメリットもあります。

定期投稿を経験して書くリズムができたうえで不定期になれば、今までより気軽な気持ちで頭に浮かんだことを書いていけるのではないかと思ったのです。(やってみないと分かりませんが)

数ヶ月先のことを考えれば、また、じっくりとエッセイや小説に取り組む時期がやってくると思うので、今は思うまま頭に浮かんだことを書いてみたいと考えました。

それらに加えて、書く習慣が身に付いたことや、「定期投稿を継続したらどうなるか?」の問いに、自分なりの実感が持てたのも定期投稿を一旦終えようと思えた理由です。

定期投稿を経てから不定期に戻すことで、投稿頻度は上がるのか下がるのかは分かりませんが、それも含めて引き続き自分の心境を観察していきたいです。

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青空ちくわ
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