調べて知って考えて【リレーエッセイ】
レジェンドさんから、リレーエッセイのバトンを引き継ぎました。テーマは『チャリティとは?』。エッセイで、自分なりにチャリティについて考えてみたいと思います。
レジェンドさんのチャリティをテーマにした小説はコチラ⇩オリジナル曲と共に楽しめるのがレジェンドさんならではです!!
チャリティと言われて真っ先に思い浮かんだのは、小学校で行っていた『赤い羽根共同募金』。幼かった私は「色の着いた羽根が欲しい」と、募金箱にお金を入れた。
「みんなで少しずつ助け合うんだよ」と、先生から『赤い羽根共同募金』の説明をしてもらい、自分のお金が、誰かの役に立つことを知って嬉しくなった。だから、もらった羽根は、連絡袋にしばらく大切に貼っておいた。
記憶をたどっていたら「そういえば、緑の羽根もあったような……」。気になって調べてみた。すると、赤や緑だけでなく、他にもさまざまな色の募金活動があるではないか。大人になっても、知らないことばかりだ。
赤緑青黄オレンジ白の羽根募金。さまざまな団体がそれぞれ違った趣旨で募金活動を行っているようだ。
また、一口にチャリティと言っても、今は色々な形がある。交流して頂いているnoterのMitakaDaiさんが以前、記事のなかで「Act Against Anything」というチャリティイベントを紹介されていた。
「Act Against Anything」は、芸能界の色々な分野の方が参加するコンサート型のチャリティイベントだそうだ。
この記事を読んで私は驚いた。MitakaDaiさんも記事で触れているように、チャリティと言えば、まじめで少しかたいイメージを持っていたからだ。
コンサートに楽しく参加しながら、その収益でチャリティに貢献できるなんて。好きなアーティスト堂本剛さんもいる。私もぜひ参加してみたいと思った。
このことがきっかけになって、他に身近な趣味や興味からチャリティに繋がるものはないか探してみることにした。そこで発見したのが“フェリシモ”のSANTA BOXだ。
500円のうち350円は、自分の支援したい先への基金として使われる。残り150円分は自分へのサンタBOXが届く(何が届くかはお楽しみ)。
チャリティと言えば、真っ先に募金が頭に浮かぶけれど、今や支援の仕方は、それだけではない。
3月11日。この日は、yahooで「3.11」と検索すれば寄附に繋がる。私も寄附のために、毎年「3.11」と検索している。しかし、たとえ検索に寄附の仕組みがないとしても、調べること知ること自体が、既にチャリティに結びついているかもしれない。
なぜなら私自身、今回調べたり聞いたりするなかで、ぐっとチャリティへ心の距離が近づいたからだ。
・さまざまな羽根の色の募金活動があること
・コンサート参加でチャリティに繋がる活動があること
・だれかのサンタになる基金があること
・検索が寄附に繋がること
上に挙げたように、調べるなかで知った、さまざまな形の支援に「自分にもできそう」「このチャリティに参加したい」と思えた。
また、検索することで震災を風化させないことにも繋がる。震災直後は、あちこちで見かけた支援の声も、時間の経過とともに、どうしてもその数は少なくなる。
しかし、個人で被災地の現状を調べたり、今の復興状況を知り、自分にできるチャリティの方法を探ることはできる。能登半島地震から1年。被災地の現状や、個人でできる身近な支援を改めて調べてみようと思った。
調べて、知って、考えて。そうすれば、私にもできることは、まだきっとあるはずだ。
こちらのリレーエッセイ、バトンを次の走者「みくまゆたん」さんに引き継ぎます。
みくさんの記事は、考えられた構成と分かりやすい言葉選びから、長い文章でもするすると読み進められます。フフッと笑えるユーモアセンスに合わせて、ハッと気付きを与えてくれる記事も多く、記事もお人柄も大人気なnoterさんです。
↑好きな記事が多くて、どれを紹介しようか迷いました。みくさん、バトンをよろしくお願いします。
PJさん、小林潤平さん、この度はリレーエッセイに参加させて頂き、貴重な機会をありがとうございました。
新年あけましておめでとうございます。本年も、よろしくお願い申しあげます。皆さまにとって2025年が良い年になりますように。
青空ちくわ