受験生日記


中学三年生になり、もう半年を過ぎた。

仲のいい友達がいて嬉しかった初日。

最高学年として、生徒会の運営を自分達で行わなければいけない大変さを知った4月。

中学生になって初めてちゃんとした体育大会ができて、優勝もして、楽しすぎた5月。

中学生として、部活動の最後の大会に出られなかった6月。

部活を引退して、「受験」という言葉を現実的に考えるようになってきた7月。

ほぼ毎日、朝から夜まで塾にいて、一生のうちで1番勉強した夏休みだった8月。

コロナになり、キツイ思いをした。
そして直後のテストで悪い点を取り、塾の模試の成績も振るわず凹んだ9月。

そして、今現在。

10月の下旬にある大きなテストを前に僕は受験に対して大きな不安を抱えている。

11月に三者面談(生徒・親・担任)があり、10月の大きなテストの結果によって志望校を確定する。

このテストは県のほとんどの中学三年生が受けるものであり、正確な順位や偏差値が出る。

つまり、ここを取れるかで合格の可能性は変わってくるのだ。

僕は中学三年生になってから、ありがたいことに塾に通わせて頂いている。

塾が行う、その大きなテストの対策講座も受講しているのだが、(原則全員参加という強制)
我が家にとって多額の出費になったはずだ。

そのプレッシャーからも、絶対にボーダーを超えなければという思いでいる。


今までを振り返ってみると、確かに苦しかった。

中学生になってから体調を崩しがちだった僕は、片頭痛や腹痛に悩まされてきた。

前期は学校、塾を休む日も多かった。

それにしても、間違いなく今までの人生で1番勉強をしている自覚はある。

ただし、僕は思う。

「本当にこの勉強量でいいのか?」

僕が1、2年生のときに想像していたような勉強量を僕はこなしていない気がするのだ。

受験生と聞くと、

・寝る、食べる以外は勉強!
・テレビを観たりする暇はない!

というイメージではないだろうか。

僕は上記の2つとも、当てはまらないのだ。

これは、僕に相当危機感がないのではないか。

周りの人はもっと血が滲むような努力をしているのではないか。


今思い返すと、僕は血が滲むような努力をしてきたことが無いのかもしれない。

強いて言うならば、アメリカへ行ったときくらいだろうか。

サッカーに関しても、勉強に関しても。

ある一定の努力ならば当然したことがある。

リフティングができるようになりたくて毎日練習したり。

定期テストで1桁順位に入れるように、土日で20時間以上勉強したり。

試合で勝ちたくて、体幹トレーニングを継続してみたり。

だが、これらは「血が滲むような努力」と自信を持って言えるのか?

答えは、ノーだ。

テスト約1週間前に決意することでもないだろうが、これより遅いとダメになる。

これから食事・睡眠等の日々の習慣以外の時間を全て勉強に注ぎ込むことをここに宣言する。


これは中々大変である。

でも後4ヶ月。

そのくらいなら死ぬほど勉強していいのではないだろうか。

自分だけ第1志望に落ちるのと、どっちが辛いと思う?


大きなテストの結果が出次第、この場を借りて発表しようと思う。

ちなみに、このテストがあまりにも酷くても第1志望を目指し続けるつもりだ。

では、今日はここまで。

※木曜日のドラマ、silentだけは観させていただきます。
(好きなバンドが主題歌を担当していることもあり、ご褒美として。)

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