高校入試に挑むみなさんへ


さて、僕は去年高校入試を終えた高一である。

ほとんどの人にとって初めての受験になるであろう高校入試。

そんなとき僕の支えになったのは先輩方の経験談だ。

ということで、今回は僕が高校入試を経験して後輩へ伝えたいことを書く。


僕の高校受験生生活

僕は中一の時は高校生になるなど考えられず、近くにある公立高校に行けたらいいなーくらいに思っていた。

その時から、親にお金はかけたくないと公立が良いとは思っていたが、それくらいだ。

僕の一つの転機は、中二の時の担任であろう。

50代のベテランの女の先生で、後に僕の代の3年次学年主任を務めた先生だ。

ちなみに英語の先生で、3年間お世話になり、英語が得意な僕は良くさせてもらっていた。

この先生をS先生としよう。

S先生には県でトップの公立高校
(K高校としよう)に通う息子さんがいた。

そして、学年の最初にある家庭訪問。

志望校の欄に親がパッと書いたのが、K高校だった。

それからというもの、S先生はK高校の体育祭の動画を見せてくれたり、何かと情報をたくさんくれた。

その内に、「K高校いいなぁ」と思うようになったのである。

もちろん、県のトップの高校であるため内心自分には無理かなと思っていた。

S先生からは、学校の試験で10番以内に入れば安泰だと言われていた。

僕は20番以内にはほぼ確実に入るものの、10番以内は中々難しかった。

だからこそ、少し諦めかけていた分もあったのだ。

中三になり、第二の転機が訪れる。

それは、塾に入ったことだ。

今までは、「塾なんか嫌い!」と勝手に思い込み、無料の冬期講習も申し込んだもののサボるほどだった。

だが、中三の春季講習に参加し、先生に

「数学は先取りが大事だから、夏までに全範囲終わらせるために今入った方がいいよ。」

とまんまと乗せられ入塾。

とはいえ、部活を引退するまでは部活メインで生活していた。

今思うとよく朝から晩まで勉強できたなぁと思う。

体調不良が続き休んでしまうことも多かったが、ちょくちょく休みながら走り抜けた。

あとはひたすら勉強する毎日。

公立入試の1か月前が私立入試だったが、驚くほど緊張はしなかった。

公立入試もそう。

人前に立つ時は震えるくせに、入試当日は平常心で臨めた。

2日目に腕時計を忘れるほど、リラックスしていた笑

塾に入ると、洗脳される。

お前たちはK高に受かるからな!

と言われ、全員がそのつもりで生活する。

塾に入るメリットはそんなところだろうか。


休息はめっちゃ大事

僕は体調不良で度々休んでいたと言ったが、これはかなり大事。

毎日塾に行くことよりも、本番までにいかに体調を整えるかが僕の課題だった。

※僕はメンタルがとても弱いので、頭痛持ちで、胃も弱い。

時には思い切って休もう!

ズル休みだってたまにはいいかもしれない。
(オススメはしないよ?笑)

多くの受験生は勉強の事しか頭にないから、全く勉強をしない日が月に1回くらいあったっていい!

体調だけは本当に気をつけて欲しい。

3年間の蓄積

僕は一、二年の頃は塾に通っていなかった。

それでも「塾行ってるやつらに負けるか」精神でテスト勉強はガチっていたのがの良かったと思う。

毎日勉強をしていた覚えはないが、宿題はきっちりしていたし、テスト前は今振り返ると自分でもすげーと思うくらい勉強していた。

競い合う仲間がいるのも良いと思う。

僕は生徒会に所属していて、人見知りで緊張しいでも2年間副会長を務めていた。

生徒会のメンバーは謎に成績が良く、良く同学年4人で競っていた。

何だかんだモチベーションになるのは友の存在なのだ。

教え合いというのも効果的だと思っていて、僕は主に教える側だったが、楽しかった。

教えられるレベルまで行くとそれはかなり習得できているということだろう。

絶対に誰にも負けない科目をつくる

僕にとってそれは英語だった。

入試本番でも英語以外はそこまで良いとは言えない点数だった。

だが、それでも一つのものが圧倒的に飛び出ていればいいのだ。

知っての通り(?)アメリカ在住経験があるので、英語はほとんど勉強していないが定期テストレベルなら毎回満点を取りにいく感じである。

とは言っても、満点はやはり難しい笑
(49点ばかりだった…)

僕にはアメリカ在住経験があるというかなり強力な武器があったから良いのだけれど、そのようなことがない人は圧倒的に強い科目をつくるのが難しいかもしれない。

だけど得意を伸ばすのは大事。

少しでも得意な科目があれば、それ伸ばしまくるのも一つの手だと思う。

もちろん、オールラウンダータイプもいるだろうが。

つまり、入試本番何点取る!というのを各教科決めてそれに見合う勉強をするのが良い。

模試の重要性

学校の定期テストとは違うテスト、模試。

学校で実力テストを受けると定期テストよりも成績が下がる!

という方多いのではないだろうか。

僕もそのタイプだ( ≖ᴗ≖​)ニヤッ

こればかりは「慣れ」である。

模試はできるだけたくさん受けるべし。
(特に中三生!)

時間配分や解く順番を決めておくと、本番も緊張しない。

そして、模試やり直しノートを作るのも大事。

これで間違えた問題の定着アップに繋がる。

塾の必要性

僕は3年次のみ通ったが、多くの人が中学生になると塾に通い出す。

そして良く「塾に入るべきか、独学すべきか」論争が起こる。

僕はどっちでもいいと思う。

ただ我が家の経済力的に3年間通うのは無理だったと思うが笑

高校の同級生に聞くと、塾に全く通っていなかった人はやはり少数派であるが、それでもいることにはいる。

3年間通っても、サボっていたり、授業中寝たりしていては意味が無い。

ただ、家では出来ない!やり方がわからない!
という人は塾がオススメだ。

僕は、行かなくても良かったかなと思う。

夏期講習や冬期講習だけ行って、テクニックを盗めるだけ盗んであとは自分で頑張るという手もアリだったかなぁ。

休み時間の使い方

個人的オススメは2つ。

1つは休憩

友達とだべるも良し、机につっ伏すも良し、外へ遊びに行くのもよし、とにかくお喋りするもよし…

休み時間くらい休んでもいいよね?笑

2つ目はクイズ大会

これはある意味休憩でもあり勉強でもあるから超オススメ。

僕は主に社会をしていたが、とにかく早押しクイズのように問題を出しまくるのだ。

最後の方は年号クイズばかりしていたのだが、一人クラスに年号マスターがいて回答するのが鬼速かった…

休み時間に友達と勉強!もあった。

まぁ塾の課題に追われていたことが多かったが。

結び

とりあえずこんなもんだろうか。

文章が偉そうになっていないか心配だが、参考までにしてくれると嬉しい。

何かまた思い出したら後々追加していこう。

ここまで読んでくださりありがとう!

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