ノーミーツの冗長性
最近学部からの唯一の友達とご飯行ったんですよ。
私は学部真面目に行ってなかったこともあって今も仲いい友達は少なくて。
でまあ恋愛の話とかになって、その人の予想では私の好きな人はぎふけん(岐阜健太)ってことになってて、あー確かに週の半分くらい一緒にいたり一緒に三崎行ったりしてるもんね、制作期間になるとTwitterでいちゃつきだすし、そう見えるよね、っていう。
ぎふけんは相棒って感じだけど恋愛ではないなーとか話して。
ちょっと劇団ノーミーツ1周年用に書いたnoteがテーマに振り切りすぎて書き足りなかったので、ペルソナ変えてもう1本書きますわ。あっちはちょっとよそ行きで書きすぎた。
このnoteは劇団ノーミーツ1周年記念企画「劇団員24人全員のnote」の劇団ノーミーツテクニカルディレクター・ハードウェアエンジニアの松永夏紀の2本目です。その他の劇団員のnoteはこちら。
1本目はこちら
あっち(一本目)で最後に、ぎふけんとのことも書きたいねーと書いていたので、主にその話になりそう。
あっち書き終わってから、他のノーミーツの人のnoteをちらちら読んだりして、うわー私の文章ガチガチに固まってんなーって思った。素直に愚直に書かないで、なんかエッセイぽく仕上げようとしてやんの。
ノーミーツメンバー全員の中で1本目に書き上げたnoteなのだから、先陣を切ったということで許してよとか思ったりして。
少数精鋭のチーム組むとき、同じ仕事をする同じジャンルの人間いたら1チームに何人も配置しないと思うんだけど。(仕事量次第か)
ノーミーツにほぼ同じスキルのぎふけんと私がいるのはすごく仕事しやすいなーと思ってる。(細かいところいうとぎふけんのほうが私よりソフトウェアが得意とかあるんだけど。)
ライブエンターテイメントって生もの感が凄くて。本番一発勝負!みたいなところが私が普段触れてる仕事より大きい。
元来自分は本番一発勝負的な仕事の方が、運用って感じの仕事より仕事のやり方として得意だから、そもそも凄くやりやすい。
で、本番一発勝負な仕事において、技術者がやるべきことって、本番で起きるトラブルを想像して事前につぶしていくことだと思っていて。
もちろん1人で全部できたら素晴らしいけど、製作にいっぱいいっぱいになってしまうと、トラブル対策まで頭が回らないことってあると思うのね。
そこで、自分の分身が1人いると、本番に向けて製作をする自分に加えて、トラブル対策をしたり、役者さんに向けてドキュメンテーションしたり普通なら後回しになってしまうことがやれるようになる。
ノーミーツのカツカツなスケジュールの中で安心してデバイスを稼働させられるのはこの、普段後回しになることがちゃんとできていることに起因するかなあと思っている。
ノーミーツのテクニカルディレクターって藤原遼さんなんだけど、ぎふけんと私がノーミーツに劇団員として入る時に、肩書きどうしよっかって悩んで。
遼さんのテクニカルディレクションは配信にかかわることが主で、ぎふけんと私は飛び道具的なテックのディレクション、と中身は違うんだけど、「テクニカルディレクター」という肩書きにしてしまうと違いが分からなくなってしまう。
そこで「ハードウェアエンジニア」を後ろに付けることで読んだ人がイメージしやすいようにしたってわけ。
テックにかかわる人間が多いのはノーミーツの好きなところで、しかも技術だけじゃなくて表現まで垣根を飛び越えていける人がたくさんいる。
と、これは前のnoteにも書いたね。
私が作品を作って精力的に活動していたのって、同世代が活躍するよりちょっと前で。
同世代のクリエイター仲間が少ないもんで、そういうのに憧れていたんだよね。いろいろなプログラムに、そもそも申し込んでないからだと思うんだけど。
お金もらってめんどくさいことがあるくらいなら、自分で作った方がよくね?っていうのが当時の持論だったんだけど、横のつながりみたいのまで頭が回っていなかったよね。
ぎふけんはいろいろなプログラムを通して友達がいっぱいいるから、今でもいいなーって眺めている。
てなわけで、今ノーミーツを通して同世代のクリエイティブにかかわる仲間がいるのは、憧れを手にしたって感じ。
仲間がいるのっていいよねえ
同世代と関わることが少なかったけど、やっと取り戻せた青春?違うか。
今のノーミーツにぎふけんと私が必要ないってのはぎふけんがnoteで書いてくれていて。
ぎふけんがクリエイターのサポートするテックを3年前からやりたかった旨をnoteに書いているけれど、私も中学3年の時の将来やりたいこと小論文の中にアーティストをサポートする技術者をやりたいって書いているんだよね。
持っているスキルだけでなくやりたいことまで似ているね。
これはよく私が言っていることなのだけれど、ぎふけんはエンジニアであるだけじゃなくてメディアクリエイターなのだよね。
多分ここからノーミーツでうちらが役に立つ道は、技術だけじゃなくクリエイティブを提供することだと思うのよ。
企画やさんがいっぱいいるノーミーツの中で、企画に口を出せる勇気を持つことだと思う。
ぎふけんと私の往復書簡のようだなこのnote。
LINEでもいいのでお返事待ってます。