【山】意外と良かった至仏山
皆さん、こんにちは!
だっつです!
秋山を楽しみたい!
それがモチベーションのスタートでした
この頃は夏のアルプス縦走や日帰り八ヶ岳を終え
なんとなく、燃え尽き症候群みたいな感じで
次の目標不足でなんとなく、酸素を吸って二酸化炭素を出すだけの日々を送っていました
そんな時、ふと
福島県の百名山を全部登りたい!
…とその場のノリと気分で書いたことあったなということを思い出しました
福島の山、そうだっつは学生時代を福島県で過ごしていたのです
かといって、ものすごい正直なところ
山にほとんど興味のない学生時代だったので
思い入れのある山、絶対行きたい山というのが特になかったのですが、
とりあえず、福島で1番一番高い山、日本百名山『燧ヶ岳』
そして、その近くにある百名山『至仏山』
2座登れていいじゃん、お得!
尾瀬が近い、秋っぽくていいじゃん、お得!!
行ってみよう!!
思い入れがあるんだか無いんだか
よくわからないノリで山行を決めました
一泊二日、至仏山と燧ヶ岳テント泊縦走!
大宮からときでいきます!
MAXじゃないとき何気に初かもです笑
というか、福島県行くのにときに乗るのはかなり違和感あります
その後
高崎で下車〜上越線乗り換えで沼田駅
沼田駅から尾瀬戸倉までバス
尾瀬戸倉からは乗り合いタクシーに乗り換え
めっちゃ乗り換えます笑
一つ一つがほぼ本数ないので
一本逃すともう詰みなので緊張です
…というか
乗り合いタクシーとは一体何?という状態で乗り場に行ったのですが
一般常識だったら申し訳ないのですが
バスのように行き先は決まっていて
人数が集まったら発車するタクシー
料金は券売機で事前に買います
…まぁ、ほぼバスみたいな感じだなと思いました笑
たまたま尾瀬観光の方も結構いたので
すぐに発車しました!
ながーい乗り継ぎの旅を終えて
鳩待峠に到着です!
降り場から有名なここまでちょっとだけ歩きます
看板は欠けてるけどかなり立派でした!
流石、尾瀬の登山口なだけあります
売店があるので飲み物などもここで購入できちゃいます
ありがたい
尾瀬感溢れる尾瀬の看板
この看板あちこちにありますが
現在地はOZE NATIONAL PARKの英字の下に書いてあります
なんかどこいっても同じ看板あるなと思い
よく見たら発見しました笑
鳩待峠から至仏山の登山口はすぐそこです
10月初めでしたがすでにどこか秋っぽいですね
なだらかな登山道をゆるりゆるりと登っていくと
早速尾瀬を見渡せるところに出ます
え、もう見えるの?と少し感動しました!
急登や難所もなくお気軽登山です
テント泊装備だったのでありがたい…笑
登山道は木道が整備されてるところが多く
気持ちよく歩けます、時期は少し早かったのですが草紅葉が綺麗でした
ちょっとピークっぽいものが見えてきます
至仏山は標高2228mですが、割と早い段階で森林限界を超えます
歩きやすい上に森林限界まで楽しめるなんでなんてお得な山なんだと驚きました
今回の山行は燧ヶ岳メインで色々調べてたので至仏山の素晴らしさは良くも悪くもノーマークでした笑
森林限界を越えると少し岩場も出てきますが
緩やかなので難しくないです
ただ、登る人が多いからか岩が擦れていて若干滑りやすかったですかね
そして、無事登頂!
ガスってきていたのですが最後まで天気は持ってくれました!!
いやー、綺麗な景色、森林限界、こんなにお得に楽しめる百名山、ノーマークでした
…とSNSに投稿しようと写真をよく見て気がつく
これ至仏山じゃない
写真をよく見ると
『小至仏山頂』
地図を見直すと普通にピークはもっと先
完全に偽ピークでした笑
本当に地図きちんと見ろ案件です笑
登山道まっすぐで迷うところもなく
山頂っぽいものも目の前にあったので
完全に油断していました
ガスってよく見えてなかったですが
確かによく見るともうすこし先に
高いところがありますね
小至仏から至仏山の間は若干アップダウンありの岩場になります
ここもこれまでの道よりは少し難易度が上がりますが、ほぼ迷うことなくいける道です
ただ、偽ピークに完全に騙されただっつは
『まだ登るのか…』と若干傷心モードでした笑
そして、今度こそ本物
日本百名山 至仏山登頂です!!
完全にガス間に合わず真っ白でした笑
確かによくよーく考えてみると
SNSで見かける至仏山の山頂標識ってこれでしたね笑
でも、ここまでサクサクと登ってこれて
偽ピークにはかなり騙されましたが
思った以上に緩く登ってこれました
リサーチ不足とも言いますが、笑
何かと自分と向き合いつつ鍛錬のような登山が多かったので
たまにはこういうのもいいかななんて思いましたね
そして、ここからは
尾瀬まで降って燧ヶ岳を目指す!つもりだったのですが
まさかの予定ルート、下山禁止笑
リサーチ不足。。。
こ、ここを下れば尾瀬はすぐそこなのに
確かにYAMAPを確認してみると
か、書いてある!
しかし、コースは普通に引けたぞ!
一瞬何が起こったかわからなかったのですが
至仏山、ここまでわかりやすい一本道
つまり分岐はほぼないわけで
鳩待峠まで来た道全て戻るのが確定しました!
現実をなかなか受け止めきれなかったのですが
相当なロスタイム確定なので
いそいそと来た道を戻るのでした
テント泊荷物がいつもにも増して重く感じました…
リサーチ不足
ふらいあうぇい