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部員の声 文系編

新入生の皆さんこんにちは!東大ご入学おめでとうございます!
本記事は文科一類に所属している筆者が弓術部の魅力や、1週間のスケジュールなど学業・バイトと部活の両立について語っていきます!

入部動機

 まず、私が弓術部に入部した理由について話そうと思います。
第一の理由はやはり、弓道かっこいい!!と思ったからです。道着袴を着て駒場キャンパスを闊歩するという夢もありました。(最初は恥ずかしかったんですけど、今は何食わぬ顔で袴を着て授業に出たり学食に行っています。)

弓術部の魅力

 弓術部の魅力はやはり好きな時間に仲間と弓を引くことができるということです!自分の予定にしたがってスケジュールを立てれば余裕を持って部活に取り組む事ができます!また弓道は個人競技の側面が大きいと思いますが、長い時間道場で一緒に指導しあったり、他愛もない雑談などをしていると他の部員たちとの仲が非常によくなってますます部活が楽しくなるという魅力もあります!

文系弓術部員の1週間(Sセメスター編)

 弓術部に体験入部すると、正式練習(正練)というものが始まります!6月になって正式入部をするまでは正練の参加ノルマは発生しませんし、ノルマが発生しても空きコマや休日をうまく活用すれば授業の大変なSセメスターも苦しくありません!!

 僕のSセメスターは毎日ロシア語の授業があり、水曜日に初年次ゼミナール(文科)、木曜日にALESAという毎週課題の多い科目があるなどなかなかにキツい時間割でした。(最悪!)しかし、大学の時間割には授業のない空きコマがあります!授業の間など駒場キャンパスで暇になってしまうタイミングに正練に参加していました。授業や課題の多いSセメスターといえど、空きコマは多くあったので正練だけでなくクラスの友達と一緒に課題を進めたりゲームをするなど充実したSセメスターを送ることができました!
 また学習塾でバイトをしていたのですが、早めに授業が終わる日の夕方や休日のどちらかにシフトを入れることができました。

 6、7月になると正練が終わり、ついに自由練が始まります!自分のタイミングで道場に向かい、自分のペースで弓を引くことができるようになります!夏まではノルマが週200射に設定されています。人によってペースや練習方法は違うので一概にはいえませんが、僕は大体授業1コマの時間で40射くらい引くことが多かったです。自由練の初期は慣れないことが多いので、夏までは正練よりちょっとだけ時間的負担が増えるといった感じだと思います。ただ正練と違って自分が好きな時間に好きなだけ活動でき、長い正練を経て弓を自由にたくさん引くことができるので僕はあんまり負担には感じず楽しく自由練に取り組むことができました。

7月あたりで皆さんが一番心配に感じているのは、やはりSセメスターの学期末試験やレポートのことだと思います。人によって目指す点数や単位数は異なると思いますが、やはり部活が勉強の時間の妨げとなってしまうのではないかと心配になるでしょう。しかし、安心してください。1週間のノルマは個人個人がその週にある試験やレポートの締切に応じて軽減することができます!テストや締切があることを申告すれば、難しいことなくノルマを軽減してもらえるので試験対策やレポートに集中することができます。もちろんノルマが少なくなってもそれ以上引くことは可能なので、僕はかえってテストが1つしかない日の気分転換に道場へ向かっていました。

文系弓術部員の1週間(Aセメスター編)

 夏が終わるとノルマが週280射に設定され、自分たちが関わる試合も増えてきてSセメよりも部活に没頭する時間が増えていきます!僕はSセメスターに比べると負担の大きい授業が減り、部活に多くの時間を費やすことができるようになりました。もちろん部活動にたくさん打ち込みながら授業やバイトをこなすことも可能です!

・試合のない週

 まず試合のない週のスケジュールを紹介します!試合のない週は土日が基本的に自由に使えるので、自由練やバイトを入れていました!またAセメスターから通いで自動車教習所に通い始めたのでその予定を入れたりしていました!スケジュールが埋まっていて空き時間がないように見えますが、日曜や平日の空きコマや夜などは友達と遊んだり家でゆっくりする時間に使えています!自由練は正練と違って朝早くや6限の時間以降にも行えるので、課題や他の予定など予定通り自由練に行けなくなっても、週のノルマを満たすことは十分に可能です!

・試合のある週

Aセメスターはリーグ戦やJr戦(壱年生は特に出場の機会があります!)など様々な試合のシーズンになっています。最後に試合のある週のスケジュールを紹介したいと思います!

 基本的な試合のある週の部活の流れを説明します。まず基本的に木曜夜,金曜朝,金曜昼に行われる一次選と、一次選で選ばれた部員が参加する二次選をへて最終的に試合に出場する選手が決定されます。一次選は少なくとも1回は参加することが義務で、僕は授業の関係で木曜夜の夕選しか出れませんでしたが試合に出るためになるべく多くの一次選に出る部員が多いです!二次選・試合に出れなかった部員の一部も、「仕事」として記録や的中の確認など試合の手伝いという形で参加することになります。そのため土日の予定は空けておく必要がありますが、スケジュールは事前に発表されており仕事も順番に任命されるため自分の予定が立てられないという訳ではありません。試合のある週は普段の週よりも朝や夜などの時間を使って練習時間を増やしていました!
 
  Aセメスターの学期末試験は1月末から2月の初頭に行われるのですが、年末からその時期にかけてはオフシーズンという形でノルマが休止されたり大幅に軽減されたりするので、試験対策など十分に時間をとる事ができます!Sセメスターで失敗してしまった分をAセメスターで挽回したい人も勉強に集中できます!

最後に

以上が文系のスケジュール例になります!東大弓術部は運動会の部活なので、たくさんの練習時間を積み重ねて本気で試合に取り組んでいます!サークルなどよりも多くの時間を費やすことになりますが、自由な時間で練習できる弓術部の仕組みを活用すれば学業・バイト・遊びなど様々なことと両立しながら部活に没頭することができます!皆さんも大学の4年間部活に熱中してみませんか??体験入部お待ちしてます!


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