弓術部新歓ブログリレー第19回「春強化練・合宿」
こんにちは!2周目も9回目となりました!担当は弐年の松原です。今回は、春強化練・合宿での私の経験をお話ししようと思います!
春強化練
例年2月下旬に行われる強化練は、夏同様、朝から夕方まで弓道漬けの5日間を過ごします。夏強化練とは違い、本郷の育徳堂や駒場の浩然堂に加えて、なんと文京区総合体育館の弓道場も使えるのです!本学の道場よりも少々こじんまりとしたサイズ感ですが、屋内にある弓道場なので、まだ寒さの残る春強化練ではオアシスのように思えます。
夏強化練と同様に、1コマ50分区切りで練習をしていきます。私は、昨年度の春強化練では「1コマに1回はご指導をいただく」ということを決めて参加していました。Aセメに入り、それまで駒場で指導してくださっていた上級生の方が本郷に移籍なさったことで、指導をいただく機会が減少してしまっていたため、改善したい点がたくさん溜まっていたのです。この春強化練で目標は概ね達成でき、いろんな方のご意見を取り入れて、射を改善することができました。強化練の最後には、気持ち良く引けるようになったなあ、と成果をしみじみ実感しておりました。
春合宿
合宿は、強化練の直後5日間で開催されます。例年、千葉県の香取郡にある弓道場付きの旅館にお邪魔しています。特筆すべきは、お料理の素晴らしさです。舌鼓を打ってしまうほどの美食を、お腹一杯になるくらいの量でいただけます。また、春合宿を語る上では旅館のねこも外せません。この旅館にお住まいのねこはたいそう愛くるしく、館内の至る所で我々弓術部員を魅惑するかのように肢体を伸ばしてくつろいでいます。旅館の猫というだけあって相当人懐こく、その愛嬌につられて豊かな毛並みに掌を埋めると、全身の筋肉痛も瞬時にして癒えてしまいます。
この旅館は弓道場も素晴らしく、射場が広いのは言わずもがな、複数の定点カメラとそれを写すディスプレイを備えています。正面・裏的方向・直上にカメラがあり、自分の射を文字通り多角的に見つめ直すことができます。正面や裏的からは、普段でも部員にスマホを渡して撮ってもらうことができますが、直上から射を見れるのは本当にまたとない機会だと思います。また、的場にもカメラがあり、射場からは見えにくい矢所も把握することができます。その上、自分の行射が終わったタイミングでディスプレイに映像が流されるので、しっかりと自分の目で確認できるのです。恐るべき文明力。痒いところに手が届く技術を全て叶えてしまってるハイテク道場と言えるでしょう。こんな道場はなかなかないので、既に次の春合宿が楽しみです。(コロナ禍が収束していればの話ですね)
さて、私の話をさせていただくと、強化練で上級生の方々のご指導をふんだんにいただけたことや、胴の入れ方を確立できたこと、直上からのビデオ撮りを見て自分の中での矢線のイメージがはっきりと形作られたことで、的中がぐんと伸びる機会となりました。立練自己新の18中や、柱自己新の19中を達成でき、今までの努力やご指導が一気に花開いたように感じました。弓道はこうやって報われたときの爽快感がとてつもないので、やみつきになってしまいますね。強化練からの合宿と、一定期間弓道に集中し続けたことで、次の段階に進めたような気がします。
強化練や合宿というのは、本当にいい機会です。上級生の方々や優秀な同期が普段の練習で築き上げた弓道の叡智にたくさん触れることができますし、何より自分自身でじっくりと考え続け、自分なりの理論を探り当てることができます。その末に、自己新記録の樹立であったり、的中率の伸びであったり、何かしら報われる経験が待っています。
終わりに
ということで、春強化練・合宿についてお伝えしました。実は、毎日練習後におやつをいただけたり、最終日にはコンパがあったり、旅館に漫画がたくさん置いてあったり、旅館の三階には古のゲームが揃えられていたり、、などなど、いろいろお伝えできていないことはあるのですが、詳細は自分で参加してみるのが一番だと思います。みなさんの入部を心待ちにしております。
次回もお楽しみに〜〜〜!
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今後の投稿でも新歓情報をまとめていくのでぜひチェックしてください!
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