文武両道球児の親父

SAPIXから中学受験を経て、神奈川強豪校の球児になるも、2020年の甲子園中止。大学受験生となった息子と歩んできた、中学受験と、酷かった中学硬式野球、高校野球、それから息子と目指しているバッティング議論について書いています。

文武両道球児の親父

SAPIXから中学受験を経て、神奈川強豪校の球児になるも、2020年の甲子園中止。大学受験生となった息子と歩んできた、中学受験と、酷かった中学硬式野球、高校野球、それから息子と目指しているバッティング議論について書いています。

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中学野球と高校野球の大きな違い

息子は全国レベルの中学硬式クラブと高校野球部に所属していた。 私は父親としてサポートのためグランドに入り、練習試合の審判をつとめ、時には各世代での指導者の指導を聞き、スイングを論理的にどう捉えられるか、理論に破綻がないか、また破綻がある場合、そもそもその理論が間違っていたのかなど、様々な角度からバッティングのスイング理論を確立してきた。 全ては息子のスイング向上のためだ。  他者から授かるモノには必ずその「他者」の経験や感情、概念や信念が入るからだ。野球の世界に医者や薬に相当

    • 中学・高校球界の諸悪の根元

      中学硬式、神奈川の強豪高校と息子が野球をしてきた。いろいろあったし、いろいろ見てきた。 現在の高校野球を批判的にみる風潮は決して悪くないし、私も批判的な見解を持っている。 ただし、そういった論調の書籍と比較して、私が思っている中高球界の諸悪の根元は「親」、次に酷いのが「高校野球ファン」だ。その次の悪はせいぜい「OB会」、取り沙汰されている指導者はその後くらいの悪さである。 中学硬式野球で出会った親、主に息子と同期の親になるが、大きく分けて以下に分類される。 1. 自分が

      • 中学硬式と高校野球について

        中学硬式野球と高校野球。インターネットのどこを検索しても、SNSを血眼で探してもまともな情報はほとんど出ていない。 理由がある。部員たる子供達は進路でスポーツ推薦をもらうから、どんなにひどい指導者、チームであっても、親子共々そのチームに一生頭が上がらない。 さらには親同士での足の引っ張り合いも醜く、ちょっと何か載せると別の親がその指導者にチクったりもする。高校野球の場合はSNSなどに載せないようにと高野連が各校を通じて親に通達がくる。高校の指導者も父母のSNSには結構気を使