ポケモンユナイト ロトムは重要なのか?

どうも旧型です。先日ヤドラン縛りでマスターに達するという苦行を成し遂げました。
今日はロトムについて考察したいと思います。

かつてはタブンネ一体分の価値もないと言われたロトム君

ロトムにはタブンネ一体分の価値もないという言い回しをどこかで聞いたことないでしょうか。みなさんご存知でしょうが、10月の調整が入る前はロトムと比べてカジリガメの効果がデカすぎて、ロトムは完全無視で良いという風潮になっていました。特に最初のカジリガメは5人集合するのが当たり前みたいな状態だったものです。当時は序盤のレーン戦を終えたらこのように下レーンへ集まるのがルーチーンと化していたので悩む必要がないという意味では良かったですが、ゲームとしてはちょっと残念な状況だったかもしれません。良い調整がなされたと思っています。

カメロトム論争

というわけで、新環境では特にルーチーンと化すような定見みたいなものは今のところ確立せず、カメかロトムかで論争が起きているのが見られます。よく見かけるのが最初のカメは大事だが、それ以降はロトムが大事だというものです。特に上級者ほどロトムを重視しているような印象を私は持っています。ただこの論争は前提とするのがソロなのか、パーティーなのかはっきりしないまま語られているフシがあり、噛み合っていないように見えることが多いです。私が主戦場としているソロランクでは果たしてどっちが重要なのか、それがこの記事の主題です。

エキスパートロトム理論

エキスパートロトム理論とは私がヤドラン縛りでマスターを目指す企画動画の中でよく唱えていたものです。その内容はズバリこうです。

ソロエキスパートではロトムは全く無価値であり、完全に無視で良い。ロトムを重視するのは有害ですらある。

そもそもロトムとは何なのか?公式の説明文では、「KOするとゴールへ向かい敵のゴールを破壊する。到達時にスコアが20点加算される」となっています。この説明を噛み締める必要があります。KOしたら即経験値とバリアが付与されるカジリガメと違い、ロトムは相手のゴールに辿り着かなければ何も起きないのです!つまりロトムが活きるも死ぬもとった後の活用次第ということで、10人がてんでバラバラに動いているソロランクマッチで、しかもプレイヤーの練度もさほど高くないエキスパート帯ではロトムが有効活用されることははっきりいってゼロパーセントです。そういうわけでロトムは価値がないと言ってたわけです。

では有害ですらあるとはどういうことか?これは私の他の記事を読んでいただいた方は既に察しがついたかも知れませんが、ロトムを取ったはいいが、その後のイケイケドンドンの戦闘でバタバタやられることが実に多いのです。エキスパートではロトムを取ると意気揚々と全員で敵のセカンドゴールに向かってロトムとともに進軍していきますが、ほぼ全員ゴール付近で返り討ちに遭います。セカンドゴール付近は敵がリスから飛んで戻ってきますので、どう考えても守る側が有利です。そしてエキスパート帯のプレイヤーたちは引くということを知りません。枕を並べて討死です。

こういうわけで私は「エキスパートロトム理論」を動画の中で仕切りに唱えていたわけです。そして「エキスパートロトム理論ネオ」として、むしろロトムは敵に取らせてセカンドゴール付近で迎撃体制を組んでたら敵を殲滅できて良いのではなどと言ってましたが、まあ連携できないので無理でしたね、はい。

マスターランクでのロトム事情は如何に?

さて、私は446戦に及ぶエリート/エキスパート帯での苦行を成功裡に収めマスターランクにやってきました。マスターとマスター未満のランクで何が違うのか、これは一つ既に別の記事を書いてますが、実は一番注目していたのがこのロトムの扱いです。

ソロだとロトムはいらねえなと思っているプレイヤーが実は多いのではないかと若干期待していたのですが、そういう感じではなかったですね。上レーンに2人以上残ってしまいカメを取られてそのままズルズル敗戦というパターンが結構ありました。プレイヤーの意識という面では、今まさに論争が起きている状況と一致しているという感じです。

ではロトムの活用という意味ではどうか?敵のセカンドゴールの破壊を活用成功と位置付けると、ここまで50戦ほどマスターランクで戦ってきて目撃した成功事例はわずか1例でした。やはりマスターと言えどもソロだと一致団結して事にあたるというのはほぼ不可能なので、ロトムの活用というのは至難のワザではないかと思いました。ちなみにこの唯一の成功事例では次のロトムを最終ゴールに流そうとして、ゴール付近で4人が次々に倒されるというエキスパートでよく見た光景に陥り、その後敗戦となりました(笑。

というわけで、正直マスターであってもさほど事情は変わらないなという印象を今のところ持っています。ただ、エキスパートと違ってマスターのプレイヤーは状況をよく見てますし、ゴール付近で簡単にやられるということは滅多にないようです。ロトムを取ったはいいけど、状況不利と見るやすかさず撤退サインを出すプレイヤーにも何度も出会い、ここは感動を覚えたポイントでした。

ソロロトム理論

さて、以上を踏まえ私は新理論を唱えようと思います。

ソロロトム理論
ソロではロトムはほとんど価値はない
by旧型

有害ですらあるは外しときました(笑。
これを皆さんの論争のタネにしていただければ幸いです。

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