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【雑記】神羅万象チョコのおはなし【神羅万象】


自分が小学生の頃から好きなコンテンツの一つに『神羅万象チョコ』というものがあります。ご存知でしょうか。もう終わってしまったコンテンツではあるのですが。


「昔お菓子売り場で見かけたことがある」

「コロコロの中間のカラーページに載ってるやつだ」

「パズドラで見たことがある」

「森羅万象じゃないの?」


このように様々な意見を聞きます。……聞きませんかね。いや、マイナーなコンテンツであることは自覚しているのですが。ただ、これでも一応15年間展開されてきたコンテンツなんですよ。凄くないですか?


今回はそんな神羅万象チョコについてのお話です。





①神羅万象チョコとは?


『神羅万象チョコ』とは、2005年にお菓子売場から誕生したバンダイのオリジナルキャラクター菓子。個性豊かなキャラクターのイラストが描かれたカードと美味しいウエハースチョコがセットになった商品です。

神羅万象チョコ 公式ポータルから引用


お菓子売場で今ではお馴染みのカードがオマケについたウエハース菓子。その元祖こそこの神羅万象チョコなのです。2005年に誕生しました。

今ではバニラ味のウエハースが主流になっていますが、元祖はチョコウエハースなのです。このチョコウエハースは今は後継シリーズである『超獣戯牙 ガオロード』に受け継がれています。これが結構美味しい。


そして肝心のカードなのですが、このようになっています。


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神羅万象チョコ 公式ポータルより「白面金剛九尾イヅナ」


このように表面にはキャラクターのイラストが大きく描かれており、裏面にはそのキャラクターの情報や背景ストーリー、キャラに関する豆知識などが記されています。

例えば上記の「白面金剛九尾イヅナ」のカードを見ると、名前がイヅナで女性でPower(強さの目安)が30あってサイという息子がいて……といったようにそのキャラのことがわかるようになっています。

このカードを集めていくと段々と背景ストーリーの全容が明らかになっていく、というのが神羅万象チョコの大きな目玉なのです。


ちなみにカードには種類(レアリティ)があり、レアリティが低い順にノーマルカード、シルバーカード、ホロカードの基本3種類があります。傾向としては、物語の主要人物はレアリティが高い傾向にありますね。


そしてこのカード、集めてどうするの?って疑問がわくと思いますが、基本的にはコレクション目的のもので対戦したりとかはできないです。カードを並べて眺めてニヤニヤするのが正しい用途です。え、違います?




②背景ストーリーについて


さて、先ほど背景ストーリーについて軽く触れましたがこの神羅万象チョコには壮大な背景ストーリーが存在します。描かれているキャラクターは全てそのストーリーの登場人物なのです。そのストーリーの数は大きく分けて全15章。おおよそ1年に1章という構成で展開されていました。

それぞれの章全て同じ世界観かと言われると、同じ世界が舞台だったり続編だったりというのもありますが、実は結構バラバラだったりします。

例えば第一章~第五章までは大まかな世界は同じ世界で、それぞれの章の間で時の流れがあったりするのですが、次の第六章は全く違う世界が舞台だったりします。章ごとに違った物語を楽しめるのも神羅万象チョコの魅力ですね。


ここで参考までに第一章の第1弾のあらすじを紹介しましょう。


古の時代、四部族が暮らす世界。中央王国から全土を治めていた皇帝が突如失踪し、各部族の王が招集された。しかしその王達も消え、世界は混迷した…。王を失った各部族は、若き王が即位するも、混乱から対立を深めていく。聖龍族の王サイガは、調和を乱す者の存在を感じとり、中央王国へと赴くのであった。


ほら、これだけで今後の展開が気になりませんか?

これが第2弾、3弾と発売され物語もそれに伴い進んでいきます。


ここで具体的にカードを見ながら説明していきましょう(ストーリーのネタバレをやや含みます)。


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神羅万象チョコ 公式ポータルより「聖龍王サイガ」

こちらは第一章第1弾の「聖龍王サイガ」のカード。第一章の主人公です。


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神羅万象チョコ 公式ポータルより「聖龍王サイガ」

第2弾の「聖龍王サイガ」。衣装や武器が変わりPowerも10→11へと上がっています。


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神羅万象チョコ 公式ポータルより「聖龍王サイガ」

第3弾の「聖龍王サイガ」。更にパワーアップしていますね。


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神羅万象チョコ 公式ポータルより「光龍王サイガ」

第4弾の「光龍王サイガ」。見た目からしてめちゃくちゃ強そうですよね。クライマックス感があります。


このようにカードのイラストでも十分楽しめるのですが、背景ストーリーも踏まえてキャラクターを見るとより深く神羅万象チョコの世界観に浸ることができます。


ちなみに筆者の好きな章は第七章「七天の覇者」です。主人公がライバルと戦って強くなっていく王道感が好きですね。




③個性豊かなキャラクターたち


何度も言及していますが、神羅万象チョコの最大の魅力はカードに描かれた個性豊かなキャラクターたちです。その数15年間で1514点。これだけのキャラクターを一人のイラストレーターが手がけたのですから驚きです。

そして、筆者が神羅万象チョコを語る時にいつも口にしているのが「絶対に推しキャラが一人は見つかるはず」ということです。

「1514点もあるなら一人ぐらい見つかるだろ」と言われるかもしれません。実際その通りなのですが、筆者が言いたいのはそれだけではなくキャラクターのジャンルの広さです。何度も「個性豊かなキャラクターたち」と繰り返していますが、実に様々なジャンルのキャラクターがいるわけです。


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神羅万象チョコ 公式ポータルより「爆炎のカイ」

王道主人公


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神羅万象チョコ 公式ポータルより「メリル・スター」

正統派ヒロイン


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神羅万象チョコ 公式ポータルより「獣牙王エドガー」

ライバル


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神羅万象チョコ 公式ポータルより「魔王マステリオン」

ラスボス


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神羅万象チョコ 公式ポータルより「魔将軍アスタロット」

青肌悪魔


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神羅万象チョコ 公式ポータルより「白面金剛九尾イヅナ」

ケモ耳


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神羅万象チョコ 公式ポータルより「魔剣士アーク」

ショタ


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神羅万象チョコ 公式ポータルより「眠り姫アルマ」

ロリ


……とまぁこんな感じで色んなキャラがいるわけです。きっとあなたの性癖に刺さるキャラがいるはずです。

「神羅万象チョコ 公式ポータルサイト」では過去のキャラクター全てのカードが今でも見られますから、是非一度覗いてみてはいかがでしょうか。




終わりに


ここまで「神羅万象チョコ」の魅力を語ってきたわけですが、いかがだったでしょうか。

既に終わっているコンテンツですから、興味が出ていざカードを集めようと思っても難しいとは思いますが、イラストを眺めるだけであれば公式ポータルからいつでも見られますので是非そちらを活用してください。

「このキャラが気に入った!」とか教えてくれると神羅クラスタは凄く喜ぶと思いますよ。少なくとも筆者は喜びます。


また、現在第2弾までが発売中の「超獣戯牙 ガオロード」も神羅万象チョコの色合いを濃く受け継いだものとなっていますので、そちらを集めるのもまた一興かと。というか買ってください、お願いします。何かこのままだと1年で終わってしまいそうな気がするので……。



それでは。

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