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5Cブライゼシュート【デッキ紹介】
ウマ娘にセイウンスカイが実装されたらしく、試しにガチャを回したらオグリキャップが出てきました。どうやら自分のセイウンスカイは芦毛の怪物だったようです。
いづなのおもちゃ03『5Cブライゼシュート』
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皆さんは『ブライゼシュート』というデッキをご存知でしょうか。
《黒神龍ブライゼナーガ》の能力で自身のシールドを回収しそこから《爆殺!!覇悪怒楽苦》等のSSTを唱えるというギミックを使ったコンボデッキです。
新DM期で登場したSST達が軒並み強力だった故にこのデッキは競技環境入りを果たし、最終的にはデッキの核とも言える《黒神龍ブライゼナーガ》を殿堂入りに送りました。
今回はそんなかつての環境デッキのリペアです。というのもきっかけがありまして。
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先月の新弾に《コクーン・シャナバガン》が再録されたからです。
当時のブライゼシュートにも勿論入っており、《偽りの王 ヴィルヘルム》や《偽りの王 モーツァルト》を踏み倒していました。
今でもこの2枚が強力なのは間違いありませんが、王来編では更なる強力な自然文明のカードが増えました。
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もうすっかりお馴染み《偽槍縫合 ヴィルジャベリン》ですね。
《コクーン・シャナバガン》で踏み倒せる上に自身の持つEXライフで盾を増やしてくれて、相手の後続の攻撃にも対応することができます。
ですが、ここまでならおそらく誰もが試しているであろう普通のブライゼシュートです。どうせならもう少し捻りが欲しいところ。
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ところで、同時期に自分はこのカードでもデッキを組みたいと思っていました。
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…
……
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こうして新たなおもちゃが誕生しました。
【デッキリスト】
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従来のブライゼシュートに《切札勝舞&ボルメテウス-決闘の物語-》を足した構築になります。
元々ドラゴン比率が高めだった為、そのまま足すだけでも十分機能してくれました。
【採用カード解説】
《ディメンジョン・ゲート》×1
《五郎丸コミュニケーション》×1
1枚しか採用できない《ブライゼナーガ》を持ってくる為のカードです。盾確認も忘れずに行いましょう。
《トライガード・チャージャー》×4
《フェニックス・ライフ》×1
4→6に繋げるカードでかつSSTを盾に埋めることができるカードです。枚数配分に関しては、単色である前者を優先しました。
《ボルメテウス》が入ったことにより白が増えて手打ちしやすくなったのが地味に嬉しいポイント。
《黒神龍ブライゼナーガ》×1
意地でも引きましょう。そしてお祈りしましょう。
《コクーン・シャナバガン》×4
SSTその1。
《ヴィルヘルム》や《ヴィルジャベリン》を踏み倒します。ついでに《サイゾウミスト》も回収しましょう。
回収効果は強制ですから気をつけましょう。
《冥王の牙》×4
SSTその2。
これも《ヴィルヘルム》や《ヴィルジャベリン》を踏み倒せます。
SST効果の墓地肥やしと踏み倒しは強制です。気をつけましょう。
後述の《爆殺!!覇悪怒楽苦》もそうですが破壊効果が先ですから、天敵である《とこしえの超人》や《奇石ミクセル》などを先に除去できます。
《怒流牙 サイゾウミスト》×4
SSTと相性の良い防御札。
《ヴィルジャベリン》が増えたことでデッキが切れやすくなった為、今まで以上に重要なカードになりました。4枚必須だと思います。
《偽りの王 ヴィルヘルム》×4
踏み倒し先その1。
特筆することはないでしょう。
《爆殺!!覇悪怒楽苦》×4
SSTその3。
《ヴィルヘルム》、《ボルメテウス》、《鬼丸「覇」》、《エンドジャオウガ》が踏み倒せます。
コスト指定破壊が強力です。《とこしえの超人》複数いても怖くない。
《勝利宣言 鬼丸「覇」》×1
《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》×1
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《鬼丸「覇」》は良いとしてこいつに触れましょうか。
単純に鬼タイムと鬼エンドがこのデッキのコンセプトと合っているという理由での採用です。割と容易に追加ターンが得られます。
ただ、最後に場が爆発するのには気をつけましょう。
《偽槍縫合 ヴィルジャベリン》×4
冒頭にも触れましたが期待のルーキーです。
興奮すると自分の山札が少ないのに複数出しちゃうんですよね。悪い癖です。デッキによっては無理矢理相手をライブラリアウトさせることもできますが。
《神龍連結 バラデスメタル》×2
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《ボルメテウス》を採用したことにより採用候補に挙がったドラゴン。《爆殺!!覇悪怒楽苦》や《冥王の牙》の期待値を上げたいという理由もあります。
試験的に入れてみましたが思ったより強力なカードでしたので、今後増量の可能性は大いにあります。
《切札勝舞&ボルメテウス-決闘の物語-》×4
ブライゼシュートは実はドラゴン比率が高いです。期待値はそこそこ高めです。コスト軽減もばっちりで、シュート後場に数体並ぶだけでかなり軽減されます。
しれっと《爆殺!!覇悪怒楽苦》に対応しているのが嬉しいポイント。
【採用候補カード】
《ぱくちーたー》
《コクーン・シャナバガン》と似た効果を持つSST。
現状呪文メタにかなり弱いのでこいつも合わせて採用すると安心できるかもしれません。ただ枠が足りない。
ちなみに《奇天烈シャッフ》1体であれば、SSTのコストがばらけている為そこまで苦になりません。2体以上は詰みます。
《偽りの王 モーツァルト》
オリジナル環境ではドギラゴン剣系統のデッキが流行っている為、このカードが有効になる場面も多いと思います。
ただ、《バラデスメタル》の方が確実にターンが帰ってきますし、《ヴィルヘルム》、《ヴィルジャベリン》の制圧力で十分と判断し採用を見送りました。
《天災 デドダム》
お馴染みの初動。
ただ、現状青がかなり少なくこいつを安定してプレイできるかと言われると微妙なところでしたので不採用。
というより盾を増やせる《トライガード・チャージャー》や《フェニックス・ライフ》の方が優先度が高い気がしたのが大きいです。
【まとめ】
以上『5Cブライゼシュート』でした。
デッキの動きがかなり豪快で回している自分は勿論見ているだけでも楽しいデッキとなっております。
とにかく踏み倒し先が自由なのがポイント。
もうすぐ発売される新弾の目玉カードである《禁時混成王 ドキンダンテⅩⅩⅡ》も《爆殺!!覇悪怒楽苦》に対応しています。是非試してみたいですね。
それでは。