【デッキ紹介】60枚チェンジザドンジャングル【デュエマ】
※2024年3月11日施行の殿堂レギュレーションにて《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》がプレミアム殿堂入りした為、この記事のリストは使用できません。ご了承ください。
デッキ概要
今回の主役はパラレルマスターズで出た《13番目の計画》。
デッキのカードを5枚足すというとんでもないカード。デッキビルダーとしては遊ばずにはいられないタイプのカードですね。
しかし、このカードは一筋縄で行きませんでした。何しろデッキの総数を増やすことは引きたいカードを引きにくくなることに繋がるからです。
初動の枚数ひとつ取っても変わると思います。今まで8〜10枚程度だったものを増やさなくてはなりませんから。もう何もかも未知の領域です。
先に結論から言うと、自分は《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》を使ったコントロールデッキなら60枚でも回るかもしれないと考えました。所謂『チェンジザドンジャングル』と言われるデッキですね。
このデッキタイプは山札を掘るカードが豊富ですので、デッキの総数が多いことによる引きたいカードを引きにくい弱点をカバーできます。
普段なら山札切れが怖くて《チェンジザ》が殴れないということもありますが、このデッキであればそんな心配は不要です。ガンガン掘り進めて行きましょう。
また、デッキのスロットが多いことが採用候補カードが多い『チェンジザドンジャングル』というデッキタイプにプラスに働いていると思います。
40枚では枠の都合上採用できないカードの組み合わせが楽しめるのも60枚デッキの魅力です。
デッキリスト
60枚だとカード画像が小さくて見にくいですね。
おおよそ標準的な『チェンジザドンジャングル』の基盤をベースに個人的に採用したいカードを足していったという感じです。
今回は自然、光、水のトリーヴァカラーにまとめてみましたが、ここに火を足して4Cにするのもありかなと思います。
また、今回は次元の採用を見送っていますが4枚はフリーなので超次元を使うのもありです。勿論、《サファイア・ミスティ》を出すカードを入れるのも良いですね。自分はこのカードを積極的に使う場面が見い出せ無かった為、不採用としました。
採用カード解説
《フェアリー・ライフ》×3
《フェアリー・Re:ライフ》×4
《地龍神の魔陣》×4
2コスト初動でマナブーストは11枚採用しています。60枚デッキということで多過ぎるぐらいが丁度いいかなと思いこれだけ採用しています。
呪文を優先しているのは《チェンジザ》との相性故ですね。その中でGストライク持ちの2枚を4枚ずつ採用し、3番手に《フェアリー・ライフ》を採用しました。
《フェアリー・ギフト》×1
このカードに限らず、1枚しか採用していないカードは60枚デッキだとますます引きにくくなります。
だからといって採用しないのは違って、引いた時の恩恵が大きいカードは入れ得だと思います。相手の計算を狂わせられるこのカードは1枚ながら強力です。
《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》×4
《ファイナル・ストップ》×3
『チェンジザドンジャングル』と言えばこのカード。詰めの際に《ミラダンテⅩⅡ》と合わせて使います。
60枚デッキということで両方採用することで少しでも引けるようにしました。
《【マニフェスト】チームウェイブを救いたい【聞け】》×4
60枚デッキにしたことで性能がバグったカードの1枚だと思っています。
バズレンダを使っていくら掘っても60枚デッキだと全然山札減らないんですよね。1試合でバズレンダ何回使うんだよってレベルで使います。このデッキ最強のカードと言っても過言ではないです。
《怒流牙 佐助の超人》×4
《斬隠蒼頭龍バイケン》×3
《Dの牢閣 メメント守神宮》×1
お馴染み『佐助バイケン』も枠が増えたことで無理なく採用できました。《チェンジザ》の能力と相性が良く、現代デュエマでも通じる防御性能を持ちます。
《メメント守神宮》はシノビと相性の良いD2フィールドですね。これは後で思ったのですが、シノビを複数採用するのであれば《メメント守神宮》だけでなく、《Dの光陣 ムルムル守神宮》も採用しても良かったかなと。
《裏斬隠蒼頭龍 バジリスク》×1
枠が増えた関係でこのカードもねじ込むことができました。前述の《佐助バイケン》と組み合わせることで更に防御性能が高まります。意識外から見せることで相手の打点計算を狂わせることができます。
《救いたい》がある関係でマナは伸びやすいのでニンジャストライク8の達成も困難ではないかと。
《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》×4
このデッキの核となるカードです。デッキが60枚あるお陰でいくら引いても山札切れの心配はありません。
代替カードが無い為全力で引きに行くしかないのが少しつらいところです。一応赤を足して4Cにすれば、似たような能力を持つ《闘魂混成 エンペラー・アクターシャ》の採用が検討できますね。
《ドンドン水撒くナウ》×4
デッキを掘りながら受けにもなるSトリガー呪文です。
中盤以降は《救いたい》と合わせてかなり頻繁に使うことになるカードです。
《ドンジャングルS7》×3
《ロールモデルタイガー》×2
《ドンジャングルS7》も《チェンジザ》に並ぶデッキの核となるカードですね。今回は似た能力を持つ《ロールモデルタイガー》も追加で採用してみました。
ビート対面ではこのカードを立てるだけで封殺できることもしばしば。しかし、《SSS級天災 デッドダムド》には要注意。
《八頭竜 ACE-Yamata/神秘の宝剣》×2
従来ではマナに《ニコル・ボーラス》を埋める為に《神秘の宝箱》を採用していた部分を、このカードに差し替えた形となります。
また、マナが伸びやすい関係上クリーチャー面で使うこともあります。《ドンジャングルS7》と違って相手の《とこしえの超人》を除去しながらマナから展開できるのがこちらの強みです。
パワーも高く、《ドンジャングルS7》や《ロールモデルタイガー》で倒せない敵を倒すのに一役買ってくれます。
《煌龍 サッヴァーク》×2
《龍装の悟り 天命/ヘブン・デ・エンドレーサ》×1
確定除去が欲しかった為採用しました。
《サッヴァーク》は主に《聖魔連結王 ドルファディロム》などの呪文が有効札にならない対して当てたいカードです。正直この枠は1枚減らしても良さそうな感じはあります。
基本的には手打ちしやすい《ヘブン・デ・エンドレーサ》が使いやすいです。この枠は《魂と記憶の盾》も候補ですが、進化クリーチャーを対象に取れるか否かで《ヘブン・デ・エンドレーサ》の方に分があると思います。
《メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター》×2
《ドンジャングルS7》で出せるロックカードです。困ったときは出しておいて損はないでしょう。
環境に一定数いる《虹速 ザ・ヴェルデ》への牽制にもなりますし、呪文面が受けにもなる為防御Sトリガーのかさ増しにもなります。
《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》×1
初動、中盤の盤面除去、マナ回収、山札回復など1枚で何役もこなせるカードです。明確な目的が無くても1枚でも入れておくと助かるって感じのカードですよね。
《ディメンジョン・ゲート》×1
《五郎丸コミュニケーション》×1
普段よりも特定のカードにアクセスしにくい60枚デッキである以上、こういう類いのサーチカードは必須だと考えました。
この枠には《クリスタル・メモリー》や《ロジック・キューブ》なども採用候補に挙がると思いますが、あまり沢山入れてもデッキパワーが落ちると思い今回は2枚採用に留めています。
《海龍神クリスド》×1
パラレルマスターズで登場した新たなロックカードですね。《ジャミング・チャフ》と違い継続的に呪文詠唱を禁止できる点が強力です。
手札に関してはこいつ自身でまず5ドローできますし、《チェンジザ》もいれば更にドローできますから大体の呪文は防げるでしょう。
《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》×1
《時の法皇 ミラダンテⅩⅡ》×1
クリーチャーの召喚や呪文を制限できる殿堂カード達です。《チェンジザ》との相性抜群ですので採用しない理由は特にないかと。
《ニコル・ボーラス》×1
《ドンジャングルS7》から出せるカードの中でも特に強力な1枚です。
色の関係上普通に召喚することはできませんが、踏み倒し手段が多いので出すのに困ることはないでしょう。
《怒流牙 サイゾウミスト》×1
色基板にもなる強力なシノビです。
1枚でも十分だと思っていますが、2枚目以降があっても困ることは無いと思うので枠が空いたら増やしてもいいかもしれません。
まとめ
以上、『60枚チェンジザドンジャングル』でした。
60枚デッキを組んでみた感想としては「面白いけど難しい」でした。様々な方が言及されていると思いますが、「採用できるカードが増える分特定のカードが引きにくい」という点がかなり大きいと感じますね。
競技環境だとデッキの動きの再現性が重視されがちですので、60枚デッキが競技環境で戦っていくのは難しいと思います。
ですが、カジュアルだと割り切ればこんなに楽しいことはありませんので、今回の『チェンジザドンジャングル』以外にも色々試してみたいですね。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。