【デッキ紹介】シータモルトNEXT【デュエマ】
【デッキ概要】
今回は先日のCSで使用し、4位入賞を果たすことができた『シータモルトNEXT』を紹介します。
『シータモルトNEXT』は《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》や《禁断竜王 Vol-Val-8》などの強力なドラゴンを採用した水入りのモルトNEXTデッキです。
《カツキング》で受けや中盤の繋ぎの動きが強化され、《Vol-Val-8》でフィニッシュ力が強化されたという感じですかね。
元々高いデッキパワーが売りでしたが、この2枚が入ったことにより更にデッキパワーが高くなりましたね。
デッキの動かし方は単純で、マナを伸ばして《モルトNEXT》着地を目指すだけです。昔からこれだけは変わりません。
対面によっては速度が必要で《モルトNEXT》が間に合わない時もありますから、そういう時は《王来英雄 モモキングRX》で状況に応じて《ボルシャック・モモキングNEX》や《ボルシャック・ドギラゴン》を使い分けて戦いましょう。
【デッキリスト】
過去の記事で紹介した時からかなり採用カードは変わったかと思います。
それもそのはずで、あの時はまだクロニクルデッキ発売前で《ボルシャック・栄光・ルピア》がいませんでしたからね。
おそらくこのリストを見て出てくる疑問点は、
・《翔竜提督ザークピッチ》の採用理由
これに尽きるかと思います。後ほど解説します。
【採用カード解説】
《メンデルスゾーン》×4
《ボルシャック・栄光・ルピア》×4
《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》×3
このデッキの初動です。計11枚です。他のデッキに比べて初動の重要さが違うと感じ11枚も採用しました。
上2枚は言うまでもありませんが、《決闘者・チャージャー》に関してはこの構築だと体感2枚回収も難しいです。あくまで「手札を減らさずにブーストできるカード」ぐらいの認識です。
《フェアリーの火の子祭》も候補ですが、非ドラゴンなのを筆者が極端に嫌った為です。ただ、ハンデス相手には強く出られると思うので一概に否定はできませんけどね。
《王来英雄 モモキングRX》×4
中盤の動きを担ってくれるカードです。基本的には《ボルシャック・モモキングNEX》や《ボルシャック・ドギラゴン》に進化させます。
SA持ちの2打点として捲れても打点として十分強力です。
《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》×4
現代DMを象徴するスーパーカード。当然4枚採用です。《ボルシャック・ドギラゴン》との相性は言うまでもありませんね。
序盤で手札に来るとマナに埋めがちですが、対面によっては5マナで出すこともありますので安易に埋めないように注意しましょう。
《超戦龍覇 モルトNEXT》×4
このデッキを象徴するキーカードです。
これは小ネタというか勘違いしている人がいるかもしれない話なのですが、《モルトNEXT》自身はSAを持っていません。《その子供、可憐につき》などの能力に引っ掛からないのでご注意を。
《禁断竜王 Vol-Val-8》×4
選ばれないアタッカーとして強力なだけでなく、《ボルシャック・ドギラゴン》で捲れるとEXライフで盾を追加することもできる非常に強力なカードです。
同じ色の《斬龍電融 オロチリュウセイ》もEXライフ持ちですが、ジャストダイバーやEXターンなど強力な能力が多い《Vol-Val-8》に軍配が上がりました。
《ボルシャック・モモキングNEX》×3
《モルトNEXT》よりも速いターンで捲りに行けるカードです。《モモキングRX》のシンカパワーと合わせて小型を掃討しながら捲りに行けるのが強力ですね。
《ボルシャック・ドギラゴン》の外れを減らす目的で今回は3枚に抑えていますが、4枚採用も視野に入るカードです。
《翔竜提督ザークピッチ》×2
皆さんこちらのカードはご存知でしょうか。2007年のVRです。
能力は提督シリーズよろしく「ハンデスされた時に代わりに場に出て、山上3枚からアーマード・ドラゴンとファイアー・バードを回収する」というものです。
このカードの長所として、オーラによるハンデスにも起動する点が上げられます。条件が「相手ターン中に捨てられた時」ですからね。ここまで言えばおわかりかもしれませんが、昨今流行りの『アナカラーダークネス』を重く見ての採用というわけです。
そしてこれは後付けなのですが、このデッキには意外とアーマード・ドラゴンが採用されています。体感ですが最低でも1枚は回収できるでしょう。これは地味に大きいと思います。
ちなみに全戦通してハンデスは2回ほどしかされず、そういう時に限ってこいつが手札にありませんでした。そういうものです。
《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》×3
主に《とこしえの超人》を見ての採用です。4枚は必要ないと思い3枚の採用でしたが、小型メタビートが意外に多かったのが誤算でした。
今後『赤白我我我』や『アナカラームゲンクライム』が増えるようであれば、4枚採用しても良いと思います。
《ボルシャック・ドギラゴン》×3
このデッキの受け札です。必ず成功させましょう。3枚なのは外れを減らす目的です。3枚あればとりあえず十分かと。
たまに《モモキングRX》に乗せて単騎特攻させることがあります。自分は予選で2回それで勝ちました。
《メガ・マナロック・ドラゴン》×1
《蒼き団長 ドギラゴン剣》×1
殿堂カード達です。この2枚は最低限必要だと思い採用しました。
【不採用カード・採用候補カード】
《ボルシャック・決闘・ドラゴン》
単純に確定除去を持つドラゴンとして採用したかったカードです。ですが、デッキをボルシャックに寄せないと能力をフルに発揮しないということで今回は見送りました。
同じく《偽りの王 ヴィルヘルム》も候補でしたがこちらは色の兼ね合いで見送りました。
《超竜 バジュラ》
《モモキングRX》の出力を上げるのであれば採用したいカードですが、《ボルシャック・ドギラゴン》の外れということで不採用に。
《蒼き守護神 ドギラゴン閃》
《カツキング》や《モモキングRX》をもっと上手く使うなら採用したカードですが、緑を持っていない多色ドラゴンがこのデッキでは致命的で不採用としました。
《スクランブル・チェンジ》
このカードはリスクとリターンをどう捉えるかという点に尽きると思います。自分は《メンデルスゾーン》や《ボルシャック・ドギラゴン》の外れになるリスクに重きを置いて不採用としましたが、それを差し引いても《モルトNEXT》を早出しするリターンは大きいと考える人もいると思います。
これは結果論ですが、『赤白我我我』が多い以上《ミクセル》や《クリティブ》に対して弱いこのカードは不採用で正解だったかもしれません。
《メガ・マグマ・ドラゴン》
小型を一掃できるドラゴン。《ボルシャック・スーパーヒーロー》と違い、コスト軽減と全体5000火力なのでより多くの範囲を焼けます。
『赤白我我我』や『アナカラームゲンクライム』などの小型を並べるデッキが増えるようであれば採用しても良いカードだと思います。実際今回欲しいと思いました。
【まとめ】
以上、『シータモルトNEXT』でした。
久しぶりのCS入賞に加え好きなデッキを使ってのCS入賞ができて個人的にはとても満足しています。
「所詮は捲り」と言われるとそれまでですが、それもまたカードゲームの一つの要素ですからね。プレイングで勝てないなら捲りで勝て、と。怒られそうですが。
それでは。