クリスマス前から孫のインフルエンザが感染り、熱が出始めてボーッとしていたので政府のこの動きに気づきませんでした。
そして、世の中が年の瀬で慌ただしい28日を狙っったかのように、ロシアのニュースが飛び込んできました。
前から懸念されていたのですが「とうとう日本が完成品の武器輸出を始めた」のです。
「増税メガネがやりやがった!」と瞬間思いました。世間が献金裏金報道で目を逸らされている間に。なんか裏を考えてそうな表情を増税メガネはしていましたからね。「何だろう?」とは思っていたのですが、これだったのですね。
一部の電子部品や半導体などはグローバル・サプライチェーンの一環として考えれば、まだ許容の範囲かもしれない(個人的にはこれでも許せないが)。
しかし「完成品輸出となれば、日本企業が米国ネオコン化することを意味」し、「さらに日本政府はネオコン推進政権となり、今の米国民主党と何ら変わらなくなる」ことを意味する」わけです。
九兵衛は防衛産業を否定はしていません。自国の防衛には必要なので。しかし、「いかに同盟国であろうと自国技術を開示すべきでも、供与すべきでもないし、ましてや完成品の武器を輸出すべきではない」と考えています。
さらに言えば「日本はそろーりそろーりと西側軍事同盟から脱退すべきだ」と考えています。それが日本が生き残る道だからです。
ロシアのプーチンは日本を表立って非難せず、対話の余地を残していましたが、この報道官のメッセージは、プーチン氏の本気の警告を感じさせます『アホな日本の政治家よ、目を覚ませ』と。
この『日本政府は22日、「防衛装備移転三原則」を改定し、という部分が非常に重要で、今の岸田内閣も自民党も信用おけない部分』です。
これを決めるのが国家安全保障会議 (日本版NSC:National Security Council)で、現在のメンバーは岸田文雄首相と林芳正官房長官、上川陽子外相、木原稔防衛相による「4人会合」。
国民にとって大事な政策が閣議決定で決まることだけでも、大問題であるのに、防衛装備移転三原則をさらに少人数の4人で決めてしまうことができる。ちなみに、上川外相は米民主党上院議員マックス・ボーカスの政策秘書を務めたいたことがあるので、今回のイスラエル戦争でもイスラエル支持を早々に声明し、米国民主党の子飼いであることを露呈しています。
しかも、
憲法違反では弁護士会が。広島サミットでは元広島市長平岡敬さんが「岸田首相、ヒロシマを利用するな」と核抑止力維持に憤り。戦争支援と武器輸出では、西側諸国のメディアもロシアもびっくりしているわけです。
米国に輸出した武器は、米国からウクライナに流れるだけではなく、米国からイスラエルにも流れています。
ロシアやグローバルサウスが完全に米国の非道なやり口に反対し、2024年には行動を起こす気配が濃厚な中で、
「全く国際政治センスのかけらも、日本を守るセンスのかけらもない」今の政治体制を、日本人すべて、日本のプロ意識があるジャーナリストすべて、良識のある日本のメディアとスポンサーすべて、そしてすべての役人はこの暴走を止めるべきです。