iPadとMacでバッテリーが一定以上充電されなくなる不具合の解消法
1月に入ってから、iPad でどれだけ長時間充電してもバッテリーが 30〜50%の間の一定以上充電されなくなる不具合が、2度発生しました。そして今日(2022年1月28日)は Mac でも同様の問題が発生しました。一応両方とも解消できたので、今回はこの件について記事を書こうと思います。
1. iPadで起きた問題の概要
まず iPad のケース。最初長時間充電したにも関わらずバッテリが「37%」となっていたのでおかしいなと思い、OS を再起動し再充電したのですが、改善せず。再度 OS を再起動したところ、バッテリは「49%」充電されたとなりましたが、設定 > バッテリの「最後に○○%まで充電されたとき」と言う欄が「37%」となってました。
そこで Apple サポートに書き込んだところ「バッテリーがヘタってるのでは?」や「ケーブルに問題があるのでは?」と言った意見をもらいました。
しかし私が使ってるのは iPad Air 第4世代(最新)で、購入したのは去年(2021年)の夏でまだ半年しか経っていません。さらにケーブルもこれまで使用してたケーブルと同じなので、これらの問題とは考えにくく…😅
2. 設定オンオフ → 再起動2回で解消
結局試行錯誤した結果、以下のやり方で問題が解消。無事 100%まで充電されるようになりました。2度めに起きた時もこのやり方で解消しました。😆
(※. 「低電力モード」のオンオフ→1度の再起動だけでも問題が解消する…かもしれません。詳しくは「追記 その2」を参照。)
「バッテリー残量(%)」のオンオフ。
「低電力モード」のオンオフ。
OS を再起動
1〜3を再度繰り返す
3. Macも設定オンオフ → 再起動2回で解消
Mac の場合も解消の仕方は同じです。ただし Mac の場合システム環境設定に「低電力モード」の項目はあるものの、「バッテリー残量(%)」はありません。その代わり…と言う訳ではないのですが、何となく関係ありそうかなと思い「バッテリー充電の最適化」の設定をオンオフしました。すると 2回再起動でこちらも問題が解消しました。
「バッテリー充電の最適化」のオンオフ。
「低電力モード」のオンオフ。
OS を再起動
1〜3を再度繰り返す
ちなみに私が使用してるのは Macbook Air(M1)で、OS は最新の macOS Monterey 12.2 です。
4. 原因は「低電力モード」??
iPad と Mac の解消法で共通してるのは「低電力モード」なので、ひょっとしたら原因はこれかもしれません。この設定が原因で充電の上限が低い状態になり、結果いくら充電してもそれ以上充電されないのかなぁ〜と。
ただそうなると iPad も Mac も「低電力モード」のオンオフ → 再起動2回で問題が解消するかもしれないので、今度起きたらそれを試してみようと思います。
あともし同じ問題が起きて「『低電力モード』のオンオフ → 再起動2回だけで解消したよ」と言う方いたら、是非教えて下さい。
最後に
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追記(2022年2月1日)
一応書いておくのですが、上記の「設定のオンオフ」は、いずれも「元々設定してある状態を変更して元に戻す」と言う意味です。例えば「バッテリー残量」の設定はほとんどの人はオンにしていると思いますが、その場合は「一度設定をオフにしてからオンにし直す」と言うことです。
追記 その2(2022年2月4日)
今朝同様の問題が再び iPad で発生したので、再起動で問題が解消しないのを確認したあと、早速「低電力モード」のみをオンオフして再起動してみたのですが、今回は一度の再起動で問題が解消しました。
1度と2度の違いはありますが、やはり「低電力モード」に関係してるようです。
追記 その3(2022年6月29日)
数日前にまたこの問題が発生しました。今度は「80% 以上充電されない」と言うものでした。
急に暑くなったので、その影響かな?以前起きたのが寒かった 1・ 2月の頃だったのでそれも踏まえて考えると、寒すぎたり暑すぎたりすると起きる現象なのかもしれません。
ちなみに私が使ってる iPad Air 第4世代の動作時環境温度は「0 〜 35°C」となっています。これを超える暑さや寒さだと起こる現象なのかもしれません。
なお上記のように「バッテリー残量」と「低電力モード」をそれぞれオンオフしたあと 2回再起動したら、再び 100% まで充電できるようになりました。