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大雨などの災害時、小さい川の名前を調べる方法

(この記事は2020年10月に書いたこちらの記事を再編集して書いています。)

私の住んでる地域は小さい川が結構多く、それらの名前は Google マップなどの地図アプリを使っても表示されない事が多いです。もちろん現地に行けば橋などに川の名前が書かれてる場合もありますが、全く書かれてない場合も結構ありました。

実際こう言った小さい川の名前を調べなければならない状況は大雨が降った時くらいでしょうが、もし調べなければならない場合は「OpenStreetMap」を使って調べると良いかもしれません。

例えば私が住んでる小牧市東部の場合。

Googleマップ と OpenStreetMap の比較:小牧市東部

こんな感じで OpenStreetMap には小さい川の名前もきちんと表示されます。ちなみに Google マップの場合上の地図画像で言うと、地図中央を流れる「大山川」は倍率を上げていくと表示されますが、それ以外の川は最大まで倍率を上げても、名前は表示されませんでした。

次に春日井市東部の場合。

Googleマップ と OpenStreetMap の比較:春日井市東部

こちらも OpenStreetMap は小さい川の名前が表示されます。ちなみに Google マップはこちらだと地図の中央左端を流れる「大谷川」と、地図右下側を流れる「うぐい川」は倍率を上げると表示されるものの、それ以外の川の名前は表示されませんでした。

もちろん Google マップは生活情報がメインなので、お店の情報や施設の情報などは、OpenStreetMap より豊富で見やすいです。また OpenStreetMap は「誰もが自由に使える地図」を目指して、有志が地図作りを行ってるサービスなので、地域によっては情報が少ない場所もあるでしょう。

しかし上記の川の事例の様に、Google マップよりも優れてる場合もあります。なので、選択肢として覚えておくと良いと思います。

ちなみに OpenStreetMap Japan のプロジェクトページには、OpenStreetMap の地図作りに参加できるイベントの案内も掲載されています。地図作りに興味のある方は、一度見てみてはいかがでしょう?

あと「OpenStreetMap をスマホのアプリで使いたい」と言う人もいるでしょう。私は iPhone ユーザーなので iPhone で使えるアプリで言うと「あの山へ!」と言うアプリがお薦めです。

名前から分かる通り登山する人向けのアプリなのですが、標高や頂上までの距離などの山の情報も表示できます。また目的地を設定し、目的地までの距離や方角を知ることもできます。

アプリ「あの山へ!」のスクリーンショット:地図で山の情報表示
アプリ「あの山へ!」のスクリーンショット:目的地までの距離と方角

ちなみにこのアプリは Apple Watch に対応しており、Apple Watch に目的地に設定した場所までの距離や方角を表示することもできるようです。

追記(2022年11月01日)

OpenStreetMap が使える便利なアプリを見つけたので追記します。それは「Organic Maps」と言うアプリです。Google マップなどの地図アプリと同じく端末の向きや施設・店舗検索、ルート検索などの機能もあります。しかも広告もなく完全無料!

Organic Maps

ただしこちらのアプリは地図をダウンロードする必要があります。それがちょっと面倒くさいですが、行動範囲・移動範囲を事前にダウンロードしておけば普通の地図アプリと同じように使えるので、とても良いアプリだと思います。

なので、いま一番お薦めの OpenStreetMap を使えるアプリは、この「Organic Maps」です。

最後に

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