なぜ行動が重要なのか?
行動の役割
行動の役割は2つあります。
①行動の結果は世の中の生産物である
②行動は他者から見えるので評価される
それぞれ説明しますね。
①世の中のすべては行動の結果である
世の中にあるものは行動した結果でできています。
例えば、野菜農家Aの野菜で考えてみましょう。
a直営と卸売
野菜農家Aが野菜を作る。
野菜農家Aが野菜を販売する。
野菜農家Aが野菜をスーパーにも販売する。
スーパーが野菜農家Aの野菜も販売する。
b卸売りのみ
野菜農家Aが野菜を作る。
野菜農家Aが野菜をスーパーに販売する。
スーパーが野菜農家Aの野菜も販売する。
c直営のみ
野菜農家Aが野菜を作る。
野菜農家Aが野菜を販売する。
(スーパーは野菜農家A以外の野菜を販売する)
d野菜農家Aが自分で食べるためだけに野菜を作る
野菜農家Aが野菜を作る。
野菜農家Aが野菜を食べる。
e野菜農家をやろうと思っているだけ
(野菜)農家Aが野菜を作ろうと思う。
5つのパターンを出しました。
野菜はこの世の中に存在しています。
a~dは行動(やることの量)の差によって規模や野菜農家Aの野菜が目に留まる差がでます。
しかし、eの場合は行動をしていないので野菜がこの世の中に存在していません。
小さくても行動しないと何も生み出さないのです。
行動の定義はこの記事で説明しています。
②行動は他者から見えるので評価される
①の野菜農家Aさんの野菜の例を使います。
a直営と卸売
スーパーの仕入れ担当、スーパーの客、直営の店に来た客など多くの人に野菜の出来について意見されます。
出来がいいと多く買ってもらえ、悪いとあまり買ってもらえない。
野菜農家Aは、スーパーの客、スーパー関係者、直営店舗の客、近所の人に「野菜農家」と認識されています。
b卸売りのみ
スーパーの仕入れ担当、スーパーの客などそれなりに多くの人に野菜の出来について意見されます。
出来がいいと多く買ってもらえ、悪いとあまり買ってもらえない。
野菜農家Aは、スーパーの客、スーパー関係者、近所の人に「野菜農家」と認識されています。
c直営のみ
直営の店に来た客の少人数に野菜の出来について意見されます。
出来がいいと多く買ってもらえ、悪いとあまり買ってもらえない。
野菜農家Aは、直営店舗の客、近所の人に「野菜農家」と認識されています。
d野菜農家Aが自分で食べるためだけに野菜を作る
自分が食べるためなので評価するのは主に自分だけです。
近所の人が野菜を見て評価するかもしれません。
野菜農家Aは、近所の人に「野菜農家」と認識されています。
e野菜農家をやろうと思っているだけ
作った野菜がないので自分を含めた誰にも評価されません。
誰もAを「野菜農家」とは認識していません。
a~dは野菜を作るという行動をしたことによって
・野菜の良し悪し
・Aの野菜を作るときの姿勢
・野菜農家だと思われる など
他者に評価されることになります。
また、野菜農家Aという肩書が付くのです。
eは思っているだけでなので野菜がありません。
野菜の評価もされないし、野菜農家Aとも思われません。
行動が重要な理由
必要なものを生み出すこと
誰が生み出すことができるのか認識する(させる)
この2つを満たすものがその人の能力的価値です。
あなたは、a~dの野菜農家Aに何を頼もうとしますか?
・もっとおいしい野菜作って
・海外の珍しい野菜作れない?
・もっと大量に野菜を作ってほしい など
野菜のことに関することになります。
野菜農家Aに
・PC壊れたから直して
・英語を教えて
・今はやりの髪形にカットして
とは頼もうと思いませんよね。
Aは野菜農家として価値があるのであってそのほかについては分からないのです。
つまり、野菜農家Aは野菜については価値が認められていることになります。
できることを増やし、何者であるか認識させる手段は「行動」以外ありません。
そして能力的価値を高めていくのも「行動」です。
だから行動は重要なのです。
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