最後のHR①

今日、卒業式(私にとっての最後の日)の夢を見ました。

昨日、ある人と卒業式の日の話をしていたからかもしれません。

それで思い出したのが、最終日に話そうと思ってたことがあったのに、なんか時間も押して、ガヤガヤして、適当に話を終わらせて、話そうと思っていたこと(原稿作ったのに)を何も話してない!ということを思いだしました。


今、過去のデータを漁ったら、原稿を見つけたので、自己満で載っけておこうと思います。(長いので3回に分けます。)


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まずは3年間ありがとうございました。
とっても楽しくて、こんな人間を先生と呼んでくれてありがとう。色々と迷惑もかけてたけど、なんとかやってこれたのはみんなのおかげです。本当に感謝しています。

それと同時に、最後まで見届けると約束していた人達には、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今の中3の子達が卒業するまではいるつもりだったんですけど、少し早くに辞めることになりました。その点は後悔し始めています。

色々と伝えたいことはありますが、3点だけ。
辞めるわたしから伝えたいことがあります。
ただ、いまから話す話は、感じ方の違いがあると思います。
でも、本来人間ってそういうものでしょ?
だから、なるほどなって思った人だけ、今後の人生に少しだけ使ってください。
『はぁ?』って思う人は、最後につまらない話したなぁ、あの担任。って将来少しでも思い出してくれると嬉しいです。笑

①校則について

うちの校則、厳しいなぁ、と思う人
わけわからんなぁ、と思う人、いると思います。
わたしもその1人です。
正直、帰りにスタバ行って勉強してそのまま塾に行くような子は偉いなぁと思うし、荷物重くて負担になるなら、みんなバンバンリュックにしなよって思うし。


要は、『目的』を見失っているんですね。
本来であれば、生徒が『〜するために』とか、生徒が成長するために、危険な目に遭わないために、とか、そういう意味で大切だと思うんです、校則って。それが『目的』なはずなんですね。

でも、今は『スカート丈を長くさせること』『教室でお菓子を食べさせたら怒らなきゃいけない』ということが目的になってしまっている。これは本来【手段】ですね。

手段が目的化してしまう。って話は聞いたことあると思います。
実際、今、うちの学校はそういうことが多いので、なにからなにまで説明してたらキリがないですが、ひとつだけ。

そんな校則でも、守っといたほうがいいよ。ってこと。(バレないも大事笑)

わたしは別に君たちが『人を傷つけたり』『暴力をふるったり』『迷惑をかけたり』しない限り、なんとも思わないんですね。
スカート短かろうが、スタバ寄ろうが、お菓子食べようが、ケータイいじろうが、いいと思ってます。
そりゃ将来、たとえば仕事中にケータイいじってたりしたらまずいだろうけど、それはみんな大人になる過程で自然と判断できるもんね。って話だと思ってます。

ただ、それを目の敵にして、みんなの『本質』を見ない人もいっぱいいる、という事実は覚えておいたほうがいい。

こいつはこんなに校則違反をしている。


というフィルターでしか人を判断できない人がいます。本当はとても心優しい生徒なのに、いい感性を持ってる生徒なのに。

そう思われることも、たかがスタバやコンビニに寄っただけで面談を何回もするのも、バカバカしいよね?
もっとほかの大切なことに時間使いたいよね?

そう思うなら、校則なんて無駄なことに時間を取られちゃいけない。だから、納得する必要はないけど、守っておいたほうがいいっていうのは、大人側からのアドバイスです。
大人の価値観『校則は守るものだぁ!!うらぁー!』としか考えてない人の考え方を変えるのは正直難しいし、それこそ時間の無駄です。

『スカート丈を注意する人は、スカート丈ばっかりみている』

私はスカート丈、正直自分から一回も注意したことありません。別にどうでもいいもん。笑笑 (短くね!?っていうことはあったかも笑)


スカート長かったら東大とか慶應入れるなら長くしろって言うけどね。笑
スカート丈見るなら、今日生徒が元気かな、とか暗い顔してないかな、表情を見たいし、なにを考えてるのか、そういうことを見たいと思う人間なので。(かわいいなとかそういう意味じゃないよ?笑)

自分が、そういう『本質』を見れない大人にならないために、そんなことに時間を使われないようにすること、学校ではもっと大切なことを学べるよ。ってことを覚えといてほしい。

でもこれも覚えといてほしい。みんな生徒のこと大切に思っているのは間違いない。(たまに違う人もいるかも・・・笑)


見えないところを見てくれる先生はいるから。大丈夫。隣のでかいやつとかね。

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