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Thank You Pain【日曜デスボイス】

本当に心地よい涼しい土日。

在宅育児なのですが、夫が帰宅する時間に娘は寝ていても必ず起きるので、主な家事は夜中にまとめてやっています。

代わりにお昼寝が結構大事なのですが、気候のおかげか親子で良く寝付け、それが一番ありがたく体が軽いこの頃です。

さて、話は変わりますがデスメタル、デスボイスは身近にありますでしょうか?

それらが身近にない方はもしかして「デス」という言葉からおどろおどろしいイメージを持っているかもしれません。

しかし、現代のデスメタルほど生命力に溢れた音楽はありません。

特に嬢メタルと呼ばれる女性のデスメタルが嘆くものは、社会の悲劇と欺瞞であり、戦争の凄惨さであり、彼女たちの叫びが呼ぶものは、連帯と、強く生きることと、どんな困難にも負けないことです。

私とデスメタルとの出会いは、20代の終盤、BABYMETALなども無く女性によるデスメタルはほとんど知られていなかった頃、「あー男に生まれ変わったらデスヴォイス出してデスメタルやるんだ〜」などと軽口を叩いたことが始まりでした。

その後、有名デスメタルのArch Enemyのボーカルが女性に変わって大成功していることや、他にもThe Agonistなど女性デスメタルが結構あることを知り、自分の言葉に責任を取らなければいけないことになりました。

「生まれ変わってる場合じゃない」


女性におすすめ!デスボイスは健康に良い

〜きゃっさんの、女の子のためのデスボイス講座〜

曲を覚えて初めてカラオケに行って、試したデスボイスは喉を痛めつけ、すぐに声が出なくなりました。

その時反省したことは、歌詞をちゃんと喋るように出してしまっていたことです。

それが声帯を傷付けたのです。

それからは、まず、必ず言葉を発することをやめ、喉の声帯よりもっと奥から、「ア゛」または、「オ゛」の発声のみで曲を歌う(叫ぶ)ようにしました。

ゲップを出す時の音が出る場所です。

男の人は感覚的に出しやすい場所かもしれませんが、女の人はあまり使うことのない声の場所です。

「デスボイスは喉に悪そう」

そう言われますが、ここは、綺麗な声を出す声帯とは離れており(一般的に)、丈夫な場所なので、「ア゛」「オ゛」しか出さない、という約束を守れば、全然喉が痛くなりません。充分に慣れてから言葉を乗せるようにします。

替わりにどこが痛くなるかというと、腹筋です。

デスボイス以外の激しい歌も(X JAPANとか)、それまで一生懸命歌ったりしたつもりなのですが段違いに、腹筋に来ます。声帯を通さないので、空気をすぐに使い切るのです。強制的に腹式呼吸になります。

Arch EnemyやThe Agonistのコピーライブをやるころには、お腹はすっかり引き締まっていました。


女性は、男性が普段からできている腹式呼吸が無意識では行われにくく、それが血行不良、自律神経の不調につながります。

ですから、健康の本には必ずと言って良いほど、腹式呼吸のやり方が書いてあります。

デスメタルを歌えば、それが意識せずできるのですから、女性のデスボイスは健康に良く、痩せる。

良いことづくめです。

今日から貴女もデスメタルを歌いませんか!



原曲はこちら


#日曜デスボイス タグはジョークです(笑)

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