コロナワクチン非接種者へのプレッシャーとカズオ・イシグロ文学
このワクチンの是非は今更かよって感じの話題ですが、ワクチンを打たないという選択をした人は相当なるプレッシャーのもとで生活してきたと思います。そういう風景が文学に描かれていました。(個人の見解です)
今朝、カズオ・イシグロの「クララとお日さま」を読了したら「向上処置」を受けたジョジーはワクチン接種者、しかも副作用持ち。受けていないリックは非接種者なんじゃないかという当てはめが止まらなくなりました。
隣と何マイルも離れているド田舎に住んでいる子どもたちにワクチン(向上処置)は必要だったのでしょうか。
そしてジョジーを治癒した太陽光とは、神様ですか。
ミエナイチカラに頼るのはちょっとずるいよなぁ。
ただ、健康を保つのには太陽光を浴びてセロトニンを作ることは意味がある気がしました。
執筆時期も考えると、この作品はコロナ文学であると言えるかもしれません。
面白かったです。
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