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MAGIC CARPET RIDE を聴いて欲しい話
まず、「MAGIC CARPET RIDE」とは何なのか。
それは、6月2日発売 V6 53枚目シングル「僕らは まだ / MAGIC CARPET RIDE」に収録されている両A面シングルの楽曲の事である。
「僕らは まだ」はテレビ朝日系 特捜⑨ season4の主題歌になっているので耳にしたことがある人は比較的多いと思う。
がしかし、「MAGIC CARPET RIDE」は今現在(6/2)地上波で流れたことがない。両A面シングルなのに。
発売したばかりだから仕方ないだろうと思うが、だがそれ以上に多くの人にこの「MAGIC CARPET RIDE」を聴いて欲しいと思ってしまうファンが発売日の今日、爆誕したのだ。いや、してしまった。
正直これを書いている今もループする手が止まらない。
しかしながら、この「聴いて欲しい」というクソデカ感情を満たすことは中々難しい。
だってV6くんサブスクリプションやってないもん!
正直サブスクで「Hi!調子どう?とりあえずこの曲聴いてくれYO」と軽々しく紹介できないのが痛い。とても痛いところである。これはもう大体のジャニオタが通っている道だろう。
しかし、諦めたくない。どうしても「MAGIC CARPET RIDE」を聴いて欲しい。
そこで私は考えに考えた。どうすれば多くの人に聴いてもらえることが出来るのか。
そして思い出したのだ、(そういや、V6、avexの公式サイトでプレイリスト作れるじゃん)と。
そこで私は「MAGIC CARPET RIDE」のみのプレイリストを作成する。
プレイリスト名には悩んだが、ここは丁寧に「聴いてください」とお願いするべきだろうと、率直に「聴いてください。」と付けたが、それだけじゃこのクソデカ感情は伝わらないだろう、何かいい言葉はないかと考えて思いついた「後生だから」の文字。これで私の必死な気持ちは伝わる。
しかし、一回きりのお願いじゃ伝わるものも伝わらないと思った私は思い切って「MAGIC CARPET RIDE」の文字すべてにリンクを張ることにした。
これで間違えて押してしまった人、ごり押しに負けて押してしまう人が出てくるだろうと画策したのだ。我ながら褒めたい。
ただし、ここのプレイリストで聴けるのは試聴版である「MAGIC CARPET RIDE」。
試聴なので45秒版にカットされている。
試聴版はサビ前からの始まりで、そこからサビちょい後くらいで終わってしまう。
これだけでもとてつもなく良い。もう神曲決定だろこれ。と思うがしかし、フル、そしてインスト版を一度キメてしまった私には物足りなく感じてしまうのだ。一度キメたらもう戻れねえ。
多くの人間にこの「MAGIC CARPET RIDE」というヤク(比喩)をキメて貰いたい。そして円盤を買ったけどそんなに刺さらなかったなという人間にもこの快楽を覚えて帰って貰いたい。
そのためには
とりあえず一回試聴してください。「MAGIC CARPET RIDE」を。
聴いてどう思ったでしょうか。「なんだ普通の曲じゃん」「エモい風な曲ね」と思ったかもしれない。「短くてよくわかんない」と思ってしまった人もいることでしょう。
とりあえず、イヤホン付けて少し大きめにもう一回聴いてください。
ここで意識してほしいポイントがいくつか
・後ろのメロ
・途中の右から左へと揺れる歌声
・森田剛の低音
とりあえずこの3つを意識してほしい。
まず、後ろのメロ。言わずもがなエモにエモを包んで提供しました。というような激エモーショナルな音楽が鳴らされている。
ドラムとベースの重低音で心臓を揺さぶられたかと思った後に軽快なカッティングギターが鳴り出す。
このカッティングギターが重要。
ここの部分をよく聴くとピックが弦に触れるチキチキとした音が聞こえるのである。たまらない。自称ギターの音色が好きな人間としてはここで心臓をわしづかみにされてしまう。いうなれば恋に落ちてしまっている。もう他の子なんて見えない。恋は盲目、ギターの音色も盲目。
そして次に右から左へと揺れる歌声。
まるで脳内をかき回されているような感覚に落ちてしまう。
ここの歌詞を見ると
時計のなか 迷い込み round and round and round and round and round...
と書いてある。
そう、迷い込んだように私たちの脳の中でくるくると6人は回っているのだ。
耳元左右でささやいていく迷子、GUILTY。
この作りには思わずエロさを感じてため息をついてしまうほど。作り手が狙って仕込んだであろう罠にしっかりとハマり込んでしまう。仕方ない。好きなのだから。
そして最後に、森田剛の低音である。
こういった大人の色気ムンムンな楽曲で必ずと言っていいほどキラーカードになるのが森田剛である。
この曲、なにが辛いって声が二重窓のように一人の声が複数聴こえるところである。イヤホンで聴くと「逃がさねえよ」と言わんばかりに両耳を塞ぎ込んでくる。まるで脳まで浸食されているような気分にさえ陥ってしまう。
そこに森田剛の低音が響く。
森田剛の声と言えば、成人男性にしては高い声とキャラメルボイスと言われる甘い声が魅力である。がしかし、この人はこういう色気ムンムンな楽曲になるとその皮を脱いで、エロ全開で向かってくる。
率直に言うと「エロイ」
これ、18歳未満が聴いていい歌だっけ?と錯覚するほどエロに包まれる。
両耳から注ぎ込まれる森田剛の低音。こりゃもう抱かれてると言っても過言ではない。
キャラメルボイスとエロボイスが融合したらどうなるのか、その耳で確かめてみてほしい。なによりも大切なのは大きめな音量でよく耳を澄ませること。
最後に
これが試聴45秒だけ聴いて出てきた感想である。
実際「MAGIC CARPET RIDE」は3分57秒ほどの楽曲である。
つまり、その時間私たちはカーペットに乗って色気ムンムンなメロディーと6人の声に右往左往する旅に出かけるということである。
たった45秒でここまで沼にハマり込んでしまう楽曲をフルで聴くとどうなるのか。私の語彙力では到底追いつかない旅に出かけることになる。
ここでは森田剛の低音について深く言及したが、V6は森田剛一強では無い。
V6、六強である。左右前後から特大パンチが飛んでくる。HPが追い付かない。無理。好き。
六強であるV6がどのような旅に連れて行ってくれるのか、
これもまた、自分自身の耳で試してみてほしいと思う。
ということで
6月2日発売 V6 53枚目「僕らは まだ / MAGIC CARPET RIDE」
絶賛発売中です。
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