夫婦円満余命

🔵夫婦関係が崩れてしまう原因


人生100年時代。


長い人生を幸せに過ごしていくためには、何が大事か。


「お金」や「健康」は当然である。


人は皆、独りでは生きていけない。


孤独を退けるには、良好な人間関係が必要。


既婚者であれば、最も長く時間を共にするのは配偶者である。


夫婦が寄り添い、仲むつまじく暮らす「夫婦円満寿命」を延ばすことは、お金や健康の寿命を延ばすことと同じ。


⏹️「夫婦円満寿命」を保つコツ。


⏺️夫婦のルールとは

家事分担

子育て

お金の使い方

親との関係

休日の過ごし方

基本的なマナー

相手への思いやり

言動や態度

価値観

これらの総てを共有することで、夫婦円満の秘訣となる。


⏹️夫婦関係に不満ありの夫婦の割合


30〜59歳の既婚男女1200人超を対象

夫婦円満寿命に関する意識調査


⏺️夫婦関係に全く不満のない夫婦は25.6％。


⏺️7割以上が夫婦関係に不満ありであった。


① 「いってきます」の言い方にギャップ


顔を見てあいさつするのは夫婦関係に不満がない夫で57.7％。


夫婦関係に不満がある夫で42.0％


➡️15.7ポイントもの差がついている。



先に出て行く方が玄関先から

「いってきます」

部屋の中から

「いってらっしゃい」


➡️夫婦関係に不満がない夫9.9％


➡️夫婦関係に不満がある夫22.4％


⚠️夫婦関係に不満を抱えている夫の5人に1人が顔を合わせない。


⚠️家の中で毎朝お互いが顔を見ずあいさつをしている。


人生100年時代を夫婦仲良く過ごせないだろう。


熟年離婚の可能性が高まってくる。

②「大丈夫？」と「ありがとう」は魔法の言葉


夫の行動で夫婦関係が深まるきっかけになったものはあるか。の質問


➡️「体調を気遣ってくれる」36.7％

➡️「感謝を伝えてくれる」34.0％


⭕️夫からの何げない言動で夫婦関係が良好に保たれる。


➡️「最近、仕事が忙しそうだけど大丈夫？」

➡️「今日のごはんおいしいね。いつもありがとう」


思いやりが表れる一言は、夫婦の距離を縮める魔法の言葉である。



③思っている以上に妻は「におい」に敏感


パートナーに対してどんなことが不満かの質問。


⚠️夫婦共通で高い不満要素

「性格」「態度」「配慮」


⏹️夫と妻でギャップが大きい不満要素


「収入」「におい」であった。


夫6.0％、妻28.0％と、4倍以上の差があった。


⏹️夫婦関係が崩れてしまう意外な原因


⏺️枕のにおいが大多数の35.1％。


⏺️洗濯物、布団、ベッドである。


「におい」を感じ取る嗅覚は、脳の情動部分に働きかける感覚である。


➡️情動とは


好き・嫌い、快・不快、信頼・疑心などの感情と、それに対する適応行動のこと。


⚠️においは夫婦関係の根底に直結する極めて重要なファクターである。



日々の暮らしにおいて、今より少しだけ気遣いやマナーを意識するだけで、この先の長い人生が良くも悪くもなることである。

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