地域が主催する「子ども会」って入会した方がいいの？

🔵地域が主催する「子ども会」って入会した方がいいの？


⬛️地域が主催する「子ども会」って入会した方がいいのか


⏹️地域が主催する「子ども会」は、小学生を対象にした組織


・小学校入学と同時に、入会すべきなのかどうか悩み


・転校先でどのようにコミュニティに参加するべきか


➡️この様にして迷っている方もいるのが事実。


多様な形がある「子ども会」の活動の様子や仕組みについて、ここから詳しく解説します。


⭕️入会について、あせらずじっくり考える必要がある


⏹️「子ども会」ってどんな組織なのか


子ども会は、地域の子どもを対象に、さまざまな行事を企画・運営する任意団体。


基本的に対象となる子どもは、小学校に通っている児童で、年齢的には7～12歳児となっている。


⬛️子どもの健全育成を目標としている


⏹️子ども会の目標は、子どもの健全育成である


1年生から6年生まで、地域の子どもたちが立て割りの異年齢集団に所属し、お互い協力しながらさまざまな体験を積むことで、心とからだを育んでいく。


子ども会は、本来子どもたちが中心になって、あそびなどの活動を自主的に運営する組織である。


その活動を支援するために「子ども会育成連合会」という組織がある。


⏹️子ども会育成連合会


大人の組織であり、各地域、市、県、国とツリー状に組織があり、子どもたちの障害保険加入や、助成金のとりまとめ、広範囲でのイベント開催など、子ども会の活動を支援している。


⬛️地域によって形はさまざま


⏹️子ども会の仕組みは、地域によってさまざま


6年生が会長、5年生が副会長を努めて子どもたち自身が運営している会もある。


全面的に大人がお世話をしているような会もある。


前述した育成連合会には所属せず、有志の大人だけで運営している会、保護者ではなく、長年地域に住んでいる世話役さんが面倒を見てくれている会もあり、関わる大人の層も地域によってちがう。


⏹️集団登校をおこなっている地域


登校班を中心にした子ども会組織を作っているところもある。


大きなマンションだと、マンションの子どもだけの子ども会を作っているところもある。


➡️町内会、区会の一部として存在している会もあるので、引っ越しや転入、入学の機会に、同級生の保護者の方などにたずねてみると良い。

⬛️入会するかどうか悩んだときに考えたいこと


⏹️子ども会は、PTAに似ている


一応、任意だといわれているけれど、不参加の人は少なかったり、当然入るものだと思われていたり、どうしても入らなければいけないのか、悩むこともある。


「子ども会どうする？」と聞かれたら、すぐに決断することはない。


➡️まずは情報を集めて、入会についてよく考えてみる。


⬛️参加の自由度を役員に相談してみる


⏹️入会するかどうか、確認してくれる子ども会だけではなく、暗黙の了解で加入必須の子ども会もある


きっぱり加入を拒否しても良いが、地域のコミュニティに参加するチャンスなので、できればお互いのペースを守りながらお付き合いできると良い。


➡️まずは声をかけてくれた役員さんに参加の自由度を相談してみる。


⏹️あまり活動が活発ではない子ども会もある


「来られるときだけでいいよ」


「高学年になったら役員をお願いするかも」


➡️これらの情報が得られれば、判断しやすくなる。


⚠️事情があれば、「あまりご協力できないのですが」と最初に話しておくことも大事。


⬛️子どもの性格や家族の生活ペースについて話し合ってみる


⏹️子ども会の活動には、保護者の協力が不可欠


子どもだけの問題ではないので、入会するかどうかは、家族の生活ペースも含めて話し合っておいた方が良い。


土日に習い事をしたい、


なるべく家族の時間を持ちたい、


保護者が役員を引き受けられるかどうか、


どれくらい協力できるか、


➡️このことをはっきりさせておくと、いざ活動がはじまったときに「こんなはずじゃなかった」とけんかをしなくて済む。


⏹️子どもの性格もポイント


なかなか友達となじめないタイプの子は、ただ集まりに行ってみるだけでも交流を深めるきっかけになる。


ただ、どうしてもいやだという子もいますから、子ども自身にどうしたいか、意見を聞いてあげてください。


⬛️入ってよかった！「子ども会」のメリット


どんな組織でも、はじめてのところは緊張しますし、実態がよくわからないところだと、警戒する気持ちがわいてくるのもわかります。


でも、子ども会はそんなに大変なところではないですし、なにより子どもたちが楽しく活動できる場所です。


入会のメリットはたくさんあります。

⬛️異年齢の友達関係ができる


⏹️現代の子どもたちには、あそびの「時間・空間・仲間」の「さんま」が不足している


子どもたちの社会性を育むには、異年齢の集団であそぶ経験が大切だということである。


年長者が年下の子を助けたり、


思いやったり、


逆に年下の子がお兄さんお姉さんの行動を見て学んだり、


➡️異年齢の集団には、大人が教えようとしても教えられない学びの機会がたくさんある。


子ども会に入会することで、あそびの時間、空間、仲間を確保し、子どもの社会性を育む友達関係が生まれることは大きなメリットである。


⬛️地域のネットワークができる


子ども会によっては、地域に長く住んでいる方が世話役をしていたり、町内会や区会と関係していたりすることがある。


➡️そうではなくても、同じ地域で子育てをしているご家庭と知り合うチャンスである。


夫婦共働きの家庭が増え、地域の活動になかなか時間をさけない現代では、こうした機会は貴重。


あまり濃くなくても、ゆるいつながりで地域のネットワークができることは、防犯・災害対策にもつながる。


子ども会に参加することで、自分の子どもを地域の大人に認識してもらえることもメリットである。


お互いに声をかけられる面識社会を作ることが、地域で子どもを見守る体制づくりにつながってくる。


🌸まとめ


子ども会は、全国の市町村にありますが、年々数は減少傾向にある。


⏹️主な原因


少子化と、子どもたちが忙しくなったこと。


共働きが当たり前になり、保護者にも余裕がない。


子どもにとっては友達とあそべる貴重な場所であり、大人にとっても地域社会と接点を持つチャンス。


自分のペースを守りつつ、適度に参加してみることをおすすめします。

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