アーモンドアイ凱旋門賞見送りの理由
🔵アーモンドアイ「凱旋門賞回避」の残念な事情
⏺️ダービーの翌週、安田記念が今季国内初戦に
新元号「令和」となって中央競馬は春のGⅠシーズンを迎えている。
5月26日には令和初となる競馬の祭典GⅠ第86回日本ダービー(2400m芝)が東京競馬場で行われた。
新しい元号の初代ダービー馬はロジャーバローズであった。
安田記念の展望、凱旋門賞の欠場について、ここからアーモンドアイについて詳しく説明します。
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JRAは5月16日、凱旋門賞に日本馬7頭が登録したことを発表。
アーモンドアイの名前はなかった。
⬛️アーモンドアイの今季初戦は世界中から注目を集めた
アーモンドアイ
桜花賞
オークス
秋華賞
➡️いずれも次元の違う強さで制して史上5頭目の3冠牝馬となった。
ジャパンC
➡️驚異的な世界レコードで圧勝。
また、最優秀3歳牝馬に満票で選出、年度代表馬も満票で選ばれた。
⏹️今季初戦3月30日にドバイ・メイダン競馬場で行われたGⅠドバイターフ(1800m芝)。
日本国内、世界でベールを脱ぐレースとして海外からも大きな注目を集めた。
ボウマンのウィンクス
スミスのゼニヤッタ
ルメールのアーモンドアイ
➡️アーモンドアイは特別な馬になった。
⏹️ジャパンC後
ノーザンファーム天栄でじっくり調整。
2月22日に美浦トレセンに戻った。
美浦の輸出検疫でナーバスになって馬体を減らした。
輸送を克服するとドバイ入り後は持ち直し馬体も回復。
広い馬房で伸び伸びと過ごし、湿気の少ない気候も合った。
⏹️ドバイターフ
レースは前半少し行きたがったものの、いつでもスパートできる外めの位置につけると、直線堂々と抜け出した。
6カ国から参戦した12頭を問題にせず、一昨年の覇者ヴィブロスを余裕十分に突き放した。
最後に思ったほど差が開かなかったのは、私が思うに早め先頭で息が上がったためだと思われる。
しかし、完璧なレース運びで世界デビューを飾った。
⏹️レース後、国枝調教師とルメール騎手からは凱旋門賞挑戦を意識する発言が飛び出した。
凱旋門賞3連覇を狙うの強力なライバル
➡️エネイブル
⬛️まさかのアーモンドアイの凱旋門賞見送り
⏹️アーモンドアイが所属するシルク・ホースクラブはHPの会員向けのページ。
原因・考察
⏺️ドバイ遠征における新たな環境への対応
⏺️レース後の様子
⏺️長距離輸送での体調の変化
コース
距離
斤量
初めての環境と全てがタフな条件
環境適応力
レースそのものの本馬への負荷
レース後のケア環境
長距離輸送
以上のことから『ベストのレース選択ではない』
➡️このように、回避の理由を説明している。
⬛️国枝調教師のコメント
⏹️レース後の状況が心配、きっちりケアする必要がある
・オークス後から毎レース後に熱中症のような症状。
・レースで全力を出し切るだけでなく、汗をかきにくいために熱がこもる。
・足元がふらついたり呼吸も乱れる。
・ドバイターフの後にもあった。
⏺️「負担重量や欧州の特殊な馬場など総合的に考えての決断」
【凱旋門賞】
4歳以上の牝馬は58キロを背負う。
国内では背負うことのない厳しい斤量。
ジャパンCで東京2400m芝2分20秒6の驚異的な世界レコードをマークしたアーモンドアイは軽い高速馬場が向く。
フランスのロンシャン競馬場の重い芝への適性も考慮。
タフな馬場では現役時代に香港スプリントを連覇したロードカナロアの産駒が2400mの底力勝負に向いているのか疑問視。
⬛️6月2日に東京競馬場で行われるGⅠ安田記念(1600m芝)への参戦が決まった。
また、香港最強馬で世界ランク1位のビューティージェネレーションの安田記念回避。
最強馬同士の決着が観られないことは、個人的にも寂しく映った。
⏹️牝馬の繁殖生活
・懸念材料
凱旋門賞を勝ったとしてもアーモンドアイが送り出す子供に高い値段がつくだけ。
牡馬が凱旋門賞を勝てば種牡馬価値がグンと跳ね上がる。
⭕️牡馬が挑戦するメリットは大きい。
種付け料が飛躍的に上がっても、それはノーザンファーム自身の繁殖馬に種付けするケースが多い。
ノーザンファームにとっては種付け料の上昇は生産コストの上昇にもつながる。
⬛️ノーザンファームは本気で凱旋門賞を狙っている
❌サートゥルナーリアはダービー4着であったため、回避。
⭕️ロジャーバローズ事前に凱旋門賞の登録を済ませており、オーナー、調教師共に凱旋門賞の準備を進めている。
⬛️凱旋門賞登録見送りの後で国枝調教師のコメント。
🌸追い切りでルメール騎手のヘルメットにカメラを装着して追い切りの動画を撮影した。
🌸エネイブルのゴスデン調教師と写真撮影。
🌸アーモンドアイがいなければドバイにも行けなかった。
🌸国内ではできないような経験もいろいろな出会いもすべてアーモンドアイのおかげ。
🌸アーモンドアイはみんなを幸せにする馬。
⏹️ルメール騎手のコメント
天皇賞・春をフィエールマンで勝った後、レース後に凱旋門賞への可能性を聞かれた時に思わず「残念ながらアーモンドアイは回避しました」と語った。
➡️「残念ながら」という言葉にルメール騎手の思いが込められていると思われる。
アーモンドアイ
エネイブル
ウィンクス
➡️私は個人的にも夢の対戦が見たかった。
⬛️安田記念で同世代の牡馬最強ダノンプレミアム(牡4、栗東・中内田充正厩舎)との初対決。
ジェンティルドンナ
ウオッカ
GⅠ通算7勝を超える牝馬最多、史上最多記録への挑戦が焦点になる。
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