iPhoneの裏技
海外旅行中、iPhoneをもっとお得に使う裏技
Wi-Fiルーターを借りる以外に方法がある
❇️海外でiPhoneを安く使いたい場合、レンタルのWi-Fiルーターや国際ローミングよりも便利な方法がある
⏺️2019年のゴールデンウィークは、カレンダーの祝日どおりに休むだけで10連休になる。
⏺️例年以上の大型連休ということで、ゴールデンウィークを利用して、海外旅行に出かける人は多い。
⏺️航空会社や旅行会社が発表している予約状況は、軒並み昨年を大きく上回っている。
①「eSIM」のオススメ通信事業者
⏺️iPhone XS、XS Max、XRには、eSIMと呼ばれるSIMカードが内蔵されている。
●eSIMとは
ソフトウェアで情報を書き換えられるSIMカードのこと。
QRコードを読み取るか、アプリから契約作業を済ませるだけで、簡単にiPhoneにSIMカードの情報を書き込むことが可能。
eSIMを提供しているのは海外の通信事業者がほとんどであり、ネットで完結できるため、日本から契約できるサービスも多い。
eSIMは、アップルが直接販売するSIMフリー版だけでなく、通信事業者が取り扱う上記のiPhoneにも搭載されている。
⏺️利用にはSIMロックの解除が必要
☆ここがポイント
各社とも現在は分割払いで購入した場合でも、購入から101日目に解除が可能。
一括で買っている場合は、すぐにSIMロックの解除ができる。いずれもオンラインで手続きを済ませれば、料金は無料。
⏺️eSIMの設定方法は2つある。
①アプリを使う形で、国際ローミングを専用とする「GigSky」や、アメリカの「T-Mobile」などの通信事業者は、この方法を採用。
通信事業者を使うときは、App Storeでアプリをダウンロードして、アカウントを作るなどしたあと、必要なプランを契約するとeSIMが書き込まれる。
QRコードを通信事業者に発行してもらったあと、「設定」の「モバイル通信」にある「モバイル通信プランを追加」をタップしてそれを読み取る
②通信事業者から発行されたQRコードを読み取る方法。
事前にオンラインで海外キャリアのアカウントを作り、契約や支払いを済ませたあと、発行されるQRコードを読み取る流れ。
QRコードの読み取りは、「設定」の「モバイル通信」にある、「モバイル通信プランを追加」で行う。
❇️料金面でオススメプラン
⏺️香港を拠点にする「3香港」。
10日で138香港ドル(約1970円)で、1日当たり500MBまでデータ通信が可能。
・使用可能国は20ヵ国。
やや少ないが、アメリカや韓国、中国、台湾など、日本人の渡航が多いエリアはしっかりカバーしている。
・使用不可能国
ドイツやスペインが非対応。
⏺️NTTコミュニケーションズが買収したTransatel会社の「Ubigi」本拠地フランス
欧州の料金は比較的安め。
フランスでは3GBで15ドル(約1680円)
スペインでは10GBで19ドル(約2130円)
ドイツでは3GBで15ドル(約1680円)
⏺️旅先で撮った写真をアップロードで、大容量の通信を使用の場合。
ルクセンブルクの「MTX Connect」使い放題プラン。
1日9.99ユーロ(約1260円)
データ通信を無制限に利用がメリット。
eSIMは最大で10契約分までiPhoneに入れておくことが可能。
eSIMを設定すると、iPhoneはデュアルSIMの状態になる。
普段日本で使っているSIMカードを入れておけば、国際ローミングで電話を待ち受けたまま、データ通信だけをeSIMで行うといったことが可能。
②eSIM非対応のiPhoneは別途SIMカードを用意する
オススメは海外用のSIMカード。
eSIMとは異なり、SIMカードの差し替えが必要。
普段使っている通信事業者と同時に利用することはできないが、データ通信の価格が安い。
レンタルのWi-Fiルーターや国際ローミングよりも、支払いを安く抑えることができる。
⏺️H.I.S.モバイルは、24時間500円でデータ通信ができる、「変なSIM」を販売。
SIMカード代1980円
10日で6980円で済み、国際ローミングより割安。
データ通信の容量は1日200MBになる。
一度買っておけば、2回目以降はSIMカード代が不要。
定期的に海外に出かける人は、1枚持っておくと便利。
利用には、iPhoneのSIMロックを解除する必要がある。
変なSIMは薄いシールの形になっており、既存のSIMカードの上に張り付けて使う。
③海外での通話料は「IP電話」で節約する
国際ローミングというと、データ通信の話になりがちだが、意外と通話料が高額。
日本にいるときと異なり、着信した場合にも料金がかかる。
●ドコモの料金例
⏺️アメリカでは日本向けの通話が発信で1分140円だが、着信では1分175円かかる。
⏺️電話を受け、10分間話しただけで、1750円もかかってしまう。
●月額料無料利用の楽天コミュニケーションズの「SMARTalk」
⏺️通話料を節約したいときは、IP電話アプリに電話を転送してしまうのがオススメ。
⏺️IP電話はデータ通信のネットワークでやり取りされるため、場所を問わず、料金は一律。
⏺️海外にいても、日本と同じ料金しかかからないため、発信した場合の料金が安く、着信料も無料。
⏺️転送電話の転送先をIP電話の番号に設定しておけば、普段使っている電話番号に着信があったときに、IP電話で受けることが可能。
🌸海外にいてもラクラクで快適な生活を送ることができる。
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