【激震:エバーグランデ破産申請】
【激震:エバーグランデ破産申請】
✔︎中国不動産開発会社の中国恒大集団[チャイナ・エバーグランデ]
8/17日、米連邦破産法15条の適用をニューヨークの連邦破産裁判所に申請。
✔︎連邦破産法15条の適用
米国内の資産が保護される一方、米国外の場所では債務再編策が練られる。
国際的な債務再編では、取引を最終的に取りまとめる過程で連邦破産法15条の適用申請が必要。
✔︎中国恒大
財務を巡る不透明感が数カ月続いた後、2021年12月に初めてドル建て債のデフォルト(債務不履行)。
苦境をきっかけに中国不動産セクターを巡る懸念の波が発生し、その後も波紋は広がっている。
✔︎巨額赤字の主因
保有する不動産や金融資産の減損損失。
決算報告書によれば、恒大集団の2022年末時点の総資産は約1兆8400億元(約35兆5797億円)であり、2年間で20%も縮小。
また、個人投資家などに販売していた同社の理財商品期限通りに償還できなくなり、経営の行き詰りを見せていた。
恒大集団が不動産開発の規模を急拡大させるため、長年にわたって財務レバレッジの最大化に邁進してきたことが中身を見て理解した。
✔︎China evergrande groupチャート分析
2018年以降直近の高値圏を更新できず、上ヒゲをつけるものの、レジスタンスラインを切り下げており、2010年の過去最低水準で下落している。
テクニカル的な要素は最早機能せず、ファンダからの影響もあり続落。
相場にある程度織り込みされてたとはいえ、中国の相場を下落に誘因する出来事なのは言うまでもない。
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