投資家の判断鈍る可能性
『ARM上場上昇』
英半導体設計会社アーム・ホールディングスのレネ・ハース最高経営責任者(CEO)
・昨年の株式市場はあまり良い環境ではない
・半年前や9カ月前とは異なり、極めて良好な場所に着陸した
・アームの株価は新規株式公開(IPO)価格を25%上回った
・アームの時価総額は約650億ドル以上
『欧州中央銀行(ECB)』
中銀預金金利を0.25ポイント引き上げ4%。
ユーロ圏経済衰退だがインフレ退治を優先。
・投資家の判断
今回の利上げがこのサイクルで最後となる可能性が高い。
・ラガルド総裁
金利がピークに達したか言えない。
ユーロは下落し債券は値上がりし、域内経済の成長見通しに対する懸念。
→Coreインフレーションが鈍化していかない事は周知のことであり、欧州だけの問題だけではない。
しかし、利下げに踏み切る形としては若干先延ばし感が否めない。
今回利上げした理由としては、利下げが最後だというメッセージではなく、これもインフレ率が上がる可能性を含めた形と考える。
『8月の生産者物価指数(PPI)』
1年ぶりの大幅な伸び。
エネルギーと輸送のコスト上昇。
ガソリン価格が20%急伸。
『米連邦準備制度理事会(FRB)』
FOMCでは利上げ完了を示唆するには至らない。
インフレ率が依然として目標の2%を上回り経済成長も堅調。
9会合では政策金利を据え置くにしても、引き締め政策へのバイアスは維持する可能性。
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