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みんなと違う、それでいい
中学生くらいからだろうか。
なんとなくみんなに馴染めなかった。
女子御三家と呼ばれる進学校のひとつに通っていたのだが、
なんだか違っていた。
そんな中でも仲の良い友達はいたし、何故自分がなんとなく違うのかよくわからなかった。だからと言って、その中に混じりこむようなこともしなかった。
中学の終わり頃から、バンドを始めて、とっても楽しかった。
音楽好きな友達もいて楽しかった。
ずっと内向的だった自分を少しとき放せたのは音楽のおかげだと思う。
お洋服は好きなボーカルを真似た服を着て目立ち、なんかあの子ふわふわしてるねーと陰口?お褒めの言葉?をいただいき、美術の時間は油絵を好きなように、ピンクの背景にしたり道にパンダを転がした絵とかを描いたら10をもらえた。大嫌いだった国語の先生には、とにかく適当に作文の中身に全く関係のない題名をつけたら、素晴らしいと言われた。(文学って奥深い…)
みんな何考えてるんだろう?とよく思っていた。
絶対無理だと言われた第一志望の大学に見事ストレートで合格し、夢のキャンパスライフなんて思ってみたけど、なんかそれもちょっと違ってた。もちろん仲の良い友達はいたし、良い先輩後輩にも恵まれた。PUNKにはまり、髪の毛をピンクにして目立ったりもしていた。振り返ってヒソヒソ言う人もいた。
どうでもいい。他の人がなんと言おうとどうでもいい。
でもちょっとむかつくから直接言いたいことは言いなよ、といつも思っていた。これが自分。今も結局変わらない。多分どこに属しても、なんとなくふわふわしていて、つかみどころがないような、でもちゃんと属している。
でもずっっと好きなのは、音楽と洋服(あと数独、数字の虫は昔から)。そこは変わらない。子供が生まれて音楽はあまり聞いていないし、お洋服も前みたいには探せないけど。だから、その分娘のお洋服にはまった。それがショップを始めるきっかけ。
もっともっと有名になって、いずれはオリジナルのアイテムも出したい。
もっともっと子供の服がカラフルになって、元気に過ごしてほしい。
馴染めなくっても良いじゃない。
自分はこうだよってアピールできるものがあれば。
それがどんなものだろうと応援する。
なんか結局根っこのところは変わらなくって、というか変わらない強い力があれば良いのかな。