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組織の新陳代謝について考えた

3人以上からコミュニティだと聞いたことがあります。
大企業はもちろんですが、少人数の商店でも組織であることには変わりないのかなと考えています。
その前提で、組織の新陳代謝の必要性について私が今思っていることを書こうと思います。

生き物はなぜ死ぬのか

自然界の摂理である生と死。
なぜ、人は老い、そして死ぬのか。

野生の動物たちの中には群れで生活するものがいます。
一番力のあるものがリーダーとなり、リーダーが怪我や老いで力が弱まると次のリーダーが登場する。

また、動物も植物も生と死を繰り返しながら、その時代に適応できたものたちが生き残り、そして次の命にバトンを繋いでいる。

組織も個体も生と死、新陳代謝を繰り返しながら、その時の環境に適応するように進化し続けている。だから種として生き残っている。

山の緑も同じ。大きな大木が暴風雨で倒れると、地表に光が届き、新しい芽が育つ。その芽が数年かけて新たな木になる。

組織の中のリーダーも、その場所に固執してしまうと、考えや風土、方針によっては、時代遅れになってその組織は生き残れなくなるかもしれない。

社長交代のタイミング

京屋染物店のことを考えてみると、初代の曾祖父は約54年間代表を務め、二代目の祖父と三代目の父は、それぞれ約19年の間、代表を務めていた。
そして私は四代目として現在12年目です。
三代目までは寿命を迎えるとともに世代交代してきましたが、私は現役のうちに次世代に引き継ぎたいとここ最近は考えるようになりました。

あと5〜8年、遅くとも10年以内には、社長を退き、その時リーダーとして相応しい人に託したいと考えるようになりました。それまでに筋肉質の経営体質にして、次世代がゆとりある経営ができる状態にしたいと思っています。

退く時期から逆算したら、私が挑む大きなチャレンジは、今計画している新事業が最後になりますね。5年で会社全体を軌道に乗せます。
私が社長でなければならない状況だったら、もちろん続投しますが、その頃までに後継者に育ってもらいたいと強く願っています。
その方が組織として健全なのではないかなぁ。

とは言うものの、、、。
うちの会社の場合は、すでに私が社長じゃなくても大丈夫な組織になっている気がしますが(笑)

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