アルミペグハンマー 機械加工工程
ダイカストの鋳造試作が完了し、機械加工、先端ヘッドを組付けして試作品を製作していきます。
先端ヘッドの製作、機械加工工程は、弊社 機械加工の協力会社である備前市にある (有)巧伸製作所 にお願いします。
巧伸製作所は、アルミダイカスト加工事業、セラミックスの加工事業、プラント保全事業を取り扱う会社です。
弊社はアルミダイカスト加工事業でお世話になっています。現在 分社化され あけみ合同会社 となり取引を継続しています。
短納期、高品質で大変助かっています。(毎度 無理ばかり言って申し訳ありません…m(__)m)
詳しくは、下記 ホームページをご覧ください。
アルミハンマーの製作検討時に、デザイナーさんを紹介していただき、その流れで 先端ヘッド製作、機械加工、組立をお願いすることになりました。
下記は、以前 紹介した ㈱サイド 大木様 がデザインした 消毒スタンドになります。
アルミペグハンマーの先端ヘッドは、ステンレスSUS304 を採用することにしました。
試作ではフレームハード処理をしましたが、フレームハード処理をしても表面硬度に変化がないことがわかり、量産ではフレームハード処理は無しで生産することにします。(見た目は変わりますが、性能は問題ありません。)
ヘッドは、SUS304のバー材をカットし、旋盤加工、ボール盤で穴明けして完成になります。
切削工程は、全て手作業になり、熟練の技術が光ります。
先端ヘッドが完成しました。
この先端ヘッドを差し込む箇所をマシニングセンターで加工していきます。
機械加工の治具は、製品3Dから構想し、製作していきました。
機械加工は横型マシニングセンターを使用することにより、工程集約し、ズレのない精度の高い加工をしていきます。
加工トライ前にアルミダイカストの試作品を治具にセットし、治具を修正していきます。
治具の修正が完了後 加工トライしていきます。
機械加工後 先端ヘッドをハンマーの本体にスプリングピンで止めて試作品の完成になります。
次回ついに試作品のお披露目になります!