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うさぎはもふもふでかわいい。

うさぎはかわいい。
撫でるともふもふで、それだけで幸せになる。

うさぎのいる暮らしは、もふもふだ。
頭の中の大部分はうさぎに占められていて、ご飯を食べても、仕事をしても、勉強しても、何をしても、どこかにうさぎがいる。

うさぎには中毒性がある。
何度見てもかわいい。見るたびにかわいい。
あなたはもう、うさぎをもふもふせずにはいられない。

次男は、毎日、うさぎを追いかけまわして、つかまえては撫でまわし、うさぎに警戒されている。リラックスして寝ていても、次男の気配を察すると耳をたてて足ダンで威嚇し、警戒モードに入るうさぎ。
(うさぎはきちんと家族を識別している。)
それでもうさぎをつかまえて、撫でまわしたい次男。

うさぎを飼うことに反対していた長男は、今では、用事もないのに、数分おきにうさぎ部屋を覗いては「うさぎ」「かわいい」「もふもふ」と、呟いている。「うさぎが撫でてと言っている。」と、うさぎ小屋から離れない。
逆にいえば「うさぎ」「もふもふ」「かわいい」以外は、ほぼ口にしない。何をきいても、返事はうさぎのことばかり。
寝言でも「うさぎかわいい」と、言っているらしい。

うさぎを飼いたいと言いはじめた長女はいわんや。
世話は言わないとしないけれど。口癖は「うさぎかわいい」
何を質問しても「うさぎ」何か決める時も「うさぎ」中心の生活だ。

うさぎはかわいい。そして自己主張が激しい。
早朝から(時には深夜に)ケージをかじって、がりがりがりと音を出し、外へ出せと訴える。延々と訴える。(とてもうるさい)
ケージを開けると、まっすぐに走ってやってきて、わたしのまわりを跳びまわる。エサをくれ、撫でてくれと跳ねまわる。
布団に潜り込んできて、ぺろぺろ腕や顔をなめる。
撫でるとだんだんとけてきて、こてんと倒れるように横になる。(笑)

無防備に足を投げ出して、こてんと横になっているうさぎ。
いつでもエサを食べられるように餌箱の横で、ぺたんこに溶けて寝ていて。物音がすると片耳だけ立てて警戒する。
睡魔に負けそうになり、うつらうつらして、頭までもこてんとなりそうになっていたけれど、こちらの気配にはっとしたように頭を起こす。

人が入ってくると、うさたっち。ケージに前足をかけて立ち、見つめてアピールするうさぎ。ケージの中を跳ねまわり、入口付近をがりがりかじって、出せや出せやと催促する。
外に出すと、そこらじゅうを跳ねまわり、ぽんぽんと布団の感触を確かめてから、ほりほりに夢中になる。
さっきそこにいたかと思うと、ダッシュでワープしていたりもする。
人の手が何か(エサや撫で)をくれるとわかっていて、手が近づくと確認しにくる。

うさぎはかわいい。
親の言うことには何でも反発する、反抗期の子どもたちでさえ「うさぎがかわいい」には逆らわない。
「うさぎー♪」とみんなが、笑顔になる。
うさぎのかわいい仕草や、もふもふの毛並みを思い出して、にんまりする。

「うさぎはかわいい」は、みんなの共通言語だ。

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たんぽぽ
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