たくさん恋をしてきて学んだこと2
あんまりにも長くなる特徴が自分にはあるような気がしたので、2つに分けてみました^^;
以前の内容、不倫はだめということを心に刻んだはずだった、、、というところで終わりました。そう、心に刻んだはずだったんですけどね。あのときの私は。
では、その話に行く前に、今度は遡ること2年少々。次はまだ未婚で子供も居ない方とお付き合いをすることになりました。私の中ではそれだけで「完璧」みたいな気持ちが出てしまって、正直この点にものすごく執着していたような気がします。
この彼は、車もない、一人暮らしもしていない彼で、なんだか中学生高校生のときのお付き合いのよう・・・。あれ?と思うことも多々ありましたが、まだ未婚で子供も居なくて、というところに重点を置いてしまっていた私は、他のことをあんまりみることができなくなっていました。
実際、この彼とのお付き合いは、お金はない、モラハラはある、一緒に過ごす時間も本当の意味で楽しいわけではない、なにかいろんなものを我慢しながら、相手に合わせて、合わせて、合わせて、、、のお付き合いとなりました。なのになぜこの人に執着している自分がいるの?未婚の方とのお付き合いだから?
もういろんなことが訳わからなくなっていました。この当時の私の状況は、4人居るうちの3人の子が一気に別居となり、最初はとても寂しくて仕方がなくて、引越し先から帰って来た夜からは寂しすぎて眠れなくなり、はじめて不眠症とはこんなしんどいものなのか、、、というものを体験している頃でした。その頃に一気に彼との距離が近づき、自分の寂しさを埋めるために、その方にすがるような気持ちだったのを覚えています。
今振り返って思うのですが、自分が弱っているときに選んだ恋なんて、ろくなもんじゃないですね。結局自分の寂しさを満たしてくれてたら良いという存在。自分が幸せにしたい、この人のためになにかしたい、そんな気持ちよりも、自分がこの人に何をしてもらえるか、どれくらい寂しさを埋めてもらえるか、そんなことのほうが比重が大きかったような気がします。
この方との恋愛で、特にひどかったモラハラ的な言動や行動によって、私はどんどん元気がなくなり、自信を失い、仕事もうまくいかなくなり、お金を稼ぐこともできなくなり、痩せてしまい、負のループに入ってしまって抜け出せなくなりました。本当にしんどかった・・・。ほんっとうに、しんどかった。自分を見失い、どう生きていったらいいかわからなくなり、時にはもうこんなにしんどい日々が続くんだったら死んでしまいたいという気持ちになることさえありました。
そんな中、私はあることを始めました。それは、月に1回の神社への参拝でした。
それからというもの、毎月1日か15日には神社へ行き、今日ここにこれたことへの感謝、今の状況、自分の感情、そしてこれからそのことに向き合っていきます。と神様に約束して、帰る、ということを習慣化していきました。
この神社への参拝は、いまも続いています。こうやって1ヶ月に1度参拝することで、あの手を合わせている短い時間にこの1ヶ月のことを振り返り、そしてそのことに対して、一つ一つ、少しずつだけど解決し、前に進んでいることを確信し、そして次なる課題にまた向き合うことをお約束して帰る。そうすると、自分自身の小さな成長にきちんと気づくことができるのです。
前回来たときには苦しくてたまらなかった出来事も、その後1ヶ月過ごす中でそれの問題に気づき、対処し、そしてもう気にならなくなっていることに気づく。そんな小さな成長に気づいてあげることで、自分に自信も持つことができるし、なにより、「大丈夫」と思う気持ちになれたのです。
この彼との恋愛によって、私は執着とはいかに苦しく、いかにしんどいものなのかということを学びました。この執着というものを手放すことがいかに難しく、いかに心が痛く、いかに苦しいか…。
身を持って体験しました。
どうして、こうしたら良い(別れたらいい)と分かっているのに、出来ない自分が居るの?
喧嘩ばかり、暴言や、心無いセリフ、お互い傷つけあって、プラスになんてなってない…でもこちらがもう限界になって別れるというお話をすると、すごく優しくなって、とてつもなく優しくなって、一緒にやっていこうと言われて、また信じてみようかな…と思う。もうどれが本当の彼かもわからなくなり、そんなふうに言ってくれる彼に別れるとお伝えすること自体、自分が「悪」のような気持ちにさえなってしまっていました。
でも違うんですよね。
最後の日、私はきちんと私の要望を伝えました。自分に、正直に。
私はこうしたい、こんな恋愛がしたい、我慢してきたけどそれはもうしたくない、だからそれが叶わないならお別れしたいということ。
彼は最後までそうしていこう、と言い続けましたが、いますぐそれができるわけでもなく、私はこれから先に対して彼がそう行動すると信じることがもうできなくなっていたので、お別れすることを押し切りました。少なくとも、私のためにはこれで良かったのです。
結果、今本当にあのときの自分を褒めてあげたいです。よく頑張った。本当によく頑張った。
でも・・・です。でも、その時にちょうど私のしたいことや困っていたことを一緒に少しずつしてくれていた方に別れた日に電話してしまって、すがってしまって。
その方が結婚していたことも知らずに甘えてしまって、ここからドツボにまたハマっていくんですよね。私。
そう。弱って居るときの恋愛なんて、ろくなもんじゃないんです。弱っているときには、恋愛しちゃだめなんです。ちゃんとしっかり自分を律せているときにしか、恋愛相手は選んではダメなんです…よ。もう私、いつまでこんな苦しい恋愛繰り返すの?
ってことで、また一旦この辺で^^;
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