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2024年の15曲
普段ライブアイドルメインで音楽を聴いているオタクが今年発表された曲で、お気に入りの曲たちをまとめてみました。
10選にしたかったけど、絞り切れず15選に。
1.ピラルクの娘 / しらい
白羽名義での音楽活動終了後、名義を変えて再デビューということで楽しみにしていました。
今回はアーバンギャルドの松永天馬さんプロデュース。
この曲は過去の楽曲とはまた色が違って、ガムランを取り入れたオリエンタルな雰囲気とメロウな歌メロが斬新でした。
2.BLOOD PITT / 電影と少年CQ
菊地成孔とのコラボ楽曲が年末に飛び込んできて興奮しました。
こちらはインタビュー・ウィズ・ヴァンパイアをモチーフにした、吸血鬼の冷たい皮膚と凪いだ精神を想像させるような温度低めのテクノでリフレインが気持ち良いです。
3.神の性質 / SITUASION
昨年末にリリースした「The immoral envy club」もとても攻めた、歌詞も音も重めの楽曲が詰まったEPで良く聴いていたのだけど、あまり間を置かずに発表された「科学三部作〜アルキメデスに、静粛に〜」の1作目であるこの楽曲も良く聴いていた。
頭をぐちゅぐちゅにしてくる系のフューチャーベースとキツめのキックが気持ちよくて好き。
4.銭湯リバティ / nonayu
脳トロボイスのラップってなんでこんなに気持ちいいんですかね。
独特な歌詞のセンスが大好きです。
コドモメンタルでおなじみのsyvaの手掛けるトラックと歌メロは、どこを切っても大トロという脂乗りで脳にキまります。
今年発表されたアルバム「BABY-BOO!!」は、運転中に欠かせない1枚となりました。セイちゃんが参加している楽曲があるのもAQBI好き、コドメン好きとしては嬉しいです。
5.Lost Cause Champion (feat. Cousin Oven & miles cooke) / Sasco
自分でも驚きなんですが、アイドルから一転インディヒップホップからの1枚です。
普段本場のUSヒップホップ?みたいなの全く聴かないのですが、たまたま読んだブログで紹介されていたこのアルバムを聴いてみたらトラックが良すぎたので購入してしまいました。
特にこの曲、入りの感じが洋の冥丁といった感じで(語彙力の無さよ)凄く好みでした。ラップ自体は苦手なタイプのフロウなんですが、トラックで聴いてる感じです。
6.Scantily Clad / Haute & Freddy
年末にYouTubeさんがおすすめしてきたんですが、すーっごく好きなやつでした。好みを把握されている…?
あまり洋楽を聴かないのですが、Allie Xとかニュー・ウェイヴっぽい音は好きなんです。
活動し始めたばかりのようなので、この路線がいつまで続くのかわかりませんが、楽しみなアーティストが増えたなぁと思います。
7.スイマー / Natsudaidai
結局ベースが強い曲が好きなんだよなぁ…になってしまうかもしれませんがシンセベースの音と絡む不思議なラインのメロディが心地よくて、ヘビロテしていました。
欲しいところに欲しい音が来る感じが本当に気持ち良いです。
8.my dear boy / 藤原さくら
お恥ずかしながら、推しとドラマで共演するまで女優さんの活動しか知りませんでした。
コラボ配信で素晴らしい歌声を聴いて、過去の作品含めていろいろ履修しました。
今年発表されたアルバムの中ではこの1曲が特にお気に入りです。
ハスキーな歌声と優しいクラリネットとフルート、軽やかなパーカッションが穏やかな気持ちにしてくれます。
9.雨と煙を飾る / utari
こちらもYouTubeさんからのおすすめで知った曲です。
ぽつぽつと置いていくような入りから伸びやかなサビの展開が凄く好きです。
ギターのフレーズ含め、ちょっと前のボカロっぽくて肌に馴染みます。
ニコニコの頃、こういった曲を探すのが好きで聴きまわってました。
「花と生活」とか「夜と風船」とか、ちょっと違うけど「Flowage」とか。
10.millennium people / macaroomと知久寿焼
エレクトロポップユニットmacaroomと元たま知久寿焼さんのコラボによる「まかちく」の2枚目のアルバムより1曲。
前回のクラファン公約のツアーがコロナで中止になったことにより、制作が決まったとのこと。公約が果たせなかったことは心苦しいだろうけれど、またコラボが聴けて両者のファンとしては本当に嬉しいです。
アコースティックなイメージが強かった知久さんの声がこんなに電子音と馴染むとは…1枚目の時から両者の出会いに感謝してもしきれません。
途中入ってくる和っぽいメロが癖になります。
11.近頃 / Bialystocks
軽やかでキャッチーで身体を動かすときに聴くのにとても良かったです。
掃除、料理の時に流すことが多かったので、珍しくスピーカーで聴くことが多かった曲でもあります。
本当に軽やかって言葉に尽きます。
12.Radio La La La / Name the Night
こちらも掃除や料理などの作業中によく聴いていた曲です。
一つ前のBialystocksよりもグルーブ感が強めで、より一歩の踏み込みが力強いというか推進力がある感じがします。ダンサブルというか。
途中に入る和要素が唐突で面白いです。
13.beyond me / 水中スピカ
アルペジオやタッピングを多用したフレーズは好きなんですが、個人的にはむずむずしてしゃらくせぇ~~っとなることがある中、まっすぐなボーカルがスパッと切りこんできてくれるので気持ち良いです。
この曲は展開も好きですし、これでもかと盛ったギターのフレージングに対して落ち着いた歌メロがくるバランスが好きです。
14.Something from Nothing / SixTONES
今の私を支えている推しです。
初めて三次元の男性アイドルを好きになったんですが、表現力のヤバさが際立つグループだと思います。
この曲はラウド系でデスボありの楽曲なんですが、デスボは正直いまいちながら、血管が切れそうなくらいシャウトしていて振り切っていて良いです。
15.メルヘン / Plastic Tree
最後は結成30周年を迎えたPlastic Treeのバンド名を冠したアルバムから。
中心の軸はぶれずにまっすぐあるんだけど、興味の赴くまま様々なジャンルに枝葉を伸ばす様子はまさに木であるなぁと思って聴き続けています。
この曲は古参が喜ぶようなタイトル、歌詞、MVでありながら楽曲としては決して懐古的なものではないというところがとても良かったなと。
長尺だからこそ得られる展開のもたらすカタルシスが癖になります。
終わりに
今年もライブアイドルを中心に聴いていたわけですが、YouTubeさんからのおすすめで新しいアーティストとの出会いがあったり面白かったです。
基本的に好きになったらずっと追うタイプなので、新しく探す余裕もなくなっていたので、ありがたい出会いでした。
来年も素敵な音楽と出会えますように。