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コミュニケーション・ファシリテーション研修

8月5日
およそ一ヶ月ぶりの、
いわて森林づくりコーディネーター研修へ参加しています。

計三日間の内容の初日には、
ファシリテーションについて、
株式会社赤澤号 赤澤先生に講義いただきました。

ファシリテーションとは、
会議などの進行をまとめる役割を担う人を指します。


今回は
森林所有者、
森林の活用方法を提案する職員、
そしてファシリテーターの役を
設定して、
劇のように演じながらの実演を行いました。


先月のテーマであった、
杉の皆伐跡地の活用を題材に進められました。


ファシリテーター役を務める同協力隊 丸谷さんと、森林活用方法を提案する、職員役の研修生。

ファシリテーターは、中立の立場で森林所有者の意見を引き出し、平等に、皆の発言を集約します。

つい、進行上
「他に意見はありませんか?」
と訊きがちですが、
これは発言にまとまりがなくなり、
収拾がつかなくなってしまうため、
ファシリテーターとしては良い進め方ではない、と赤澤講師は話します。

一人の意見ばかりが反映されることのないように、平等に参加者の意見を引き出す進行、

そして質疑応答では、
参加者 ⇔ 提案者 のQ&Aがズレることのないよう、しっかりと結ぶ役割も担います。


意見の対立の混乱は当然であることを大前提に、
会の目的・目標に照らして双方の意見を尊重し、成果につなげる介入がファシリテーターには求められます。


実演を通していかにファシリテーターが会議にとって重要な役割を担うかを学びました。


これらの技術は、
今後受講者の私たちが
地域の森林所有者と施業者をつなぐ役割を
担う人材として求められている、
ということを、改めて感じました。


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